死刑論議につなげよ
※文化時報2022年11月25日号に掲載された社説です
真宗大谷派浄雲寺(大阪市阿倍野区)の元住職で衆議院議員を10期務めた左藤恵師(1924~2021)は法相在任中、死刑執行命令書にサインをしなかったことで知られる。
政界引退後に弁護士登録をした左藤師は2006(平成18)年10月、日弁連が行った死刑執行停止に関する大阪公聴会でシンポジストとして登壇し、次のように述べた。
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