見出し画像

スマホに目を落としただけなのに/食の味 ありがたさ薄れません様に


食事中にスマホを弄ることはない

自分世代では あたりまえのことだ

だって味が分からない  だってスマホなんかなかった


スマホ [に目] を落としただけなのに せっかく提供された美味しさ は半減どころか ほぼ無くなることさえあるだろう


愛用の黒パッケージ JPS でさえスマホを仕舞っている方が美味いのだ


今日の昼食は天丼だった  天丼にスマホは御法度だ

noteの影響で なぜだか今週3回目の天丼だ


スマホ見ながらの食事って美味しいのだろうか

つくづく不思議に思う


人間の能力などたかが知れているのだ

そして繊細なのだ

過信してはいけない 卑下もほどほどに

ちょうどいい塩梅でヒトを理解することは とても大事だ


まったく同じ食事でも器によって味を変える

白米は茶碗の素材により味を変える

集中力でさえ 美味しさが増す のだ

目隠しすると単純な食材を間違えることさえある


昼食は9割がた外食だ

贔屓の銘店、カウンターでスマホ操作を見かけると寂しさを感じてしまう

提供されてからの10分間だけ スマホを仕舞ってくれないか

こんなに食事って素晴らしいのか! と気付くはずだ



今日の昼食は天丼だった

天丼なのにスマホ操作しながら食す若者

若者限らず自分と近い世代すらも

視界に入る12人中9人がスマホスマホだ

ノンスマホは3人

ここまで来ていたのか。。。


スマホに目を落としただけなのに 9人は天丼を思う存分味わえない
[ スマホに ] 囚われた残念者


天丼は スマホ操作してはいけない度 最上位のクラスだ

ちゃんと海老さん が2尾乗っているか

この目視から天丼が始まるのである


キス 、いか と海洋3ネタ

これらは海の命だ

生命を頂くことを食事 と我々は呼称しただけだ

海では どんな生活をしていたのか問いかけながら持ち得る知識で海での姿を頭に描きながら味わうのである

刺身や焼きで脳にインプットした味との違いも楽しむ

そういえば川の命もネタにあっただろうか そんなことを馳せながらいただくのである

もしスマホを弄るのであれば画面は 食す  ネタを見ながら楽しむのである

お笑いと一緒である

お笑いと天丼 ってのは蜜月の関係にあるのだ

B&B師匠の必殺技である

岡山芸人といえば 千鳥さん ではない、洋八師匠だ

百歩譲って 癖や手持ち無沙汰なのであれば 思考に影響のない画面を


レンコン、かぼちゃ、ししとう

茄子は自分は好まない  小3以来食べていない

山、畑、地上の生命もありがたくいただく

だから いただきます だ


手のシワを合わせて いただきます しておいて、スマホを弄る違和感


同じく調理される前の姿を しっかり想像する

土の中か 地上にでているものか 樹木から実をつけたものか

違う手法の提供と異なるものを いま自分は食している

これが食事だ

いただきます だ


てんぷら定食であれば自分はオール塩 でいただくこともある

天丼で塩 ってのはさすがに聞いたことがないよな

こんなことを考えながら

口に運ぶ直前までの期待を裏切らないことを ひとくち ひとくち 確認して心の中だけ笑みにまみれるのだ


街を歩くときも同様だ
あなたの手元よりも これからの季節の街はステキな世界だ


美味しい も嬉しい も 去った時間から消えうせてしまったひとたち

スマホ [ に目 ] を落としただけなのに







  ↑ 新note.はじまりました 、是非ご覧いただきたいです ☆

  ↑  オススメのマガジンです 、是非ご覧いただきたいです☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?