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なんだか今日は良い日だった

 初めに伝えておくが、今から書く文章はただの雑な日記であり特にオチなどはない。ただのなんでもない1日が終わった今、「今日は本当にいい日だ」と思い、これは今の感情をそのまま文章にしてぶん投げでおこうと思ったから書いている次第である。

 酒は一ミリも入っていないが、もうすぐAM3:00をまわろうとしているのでただただ眠い。誤字脱字はご容赦を。

 あ、眠いので思い出したが、夕食後の薬を飲み忘れたな。こんな濃い一日には薬は不要だったのかもしれないな。まぁそんなことは置いといて、というかもはや話はつながってしまうのだが、最近首の痛みに悩まされていて、午前中に神経・脊椎系の外科に来院してから今日の1日が始まった。月曜にあまりのしんどさに仕事を早退して初診は受けていたので今日はあっさり終わった。

 昼飯を食べようといつも行くカレー屋「アトリエてらた」に行く途中、霧雨が降り出した。顔面が濡れに濡れたが、目的地には着き、カレー屋でパスタを食べた。(カレー屋でパスタを食べたことについてはここでは特に言わないので僕に直接聞いてくれ)ずっと店に客は僕一人だった。途中男性二人が入店したが、カレーを食べたら即座に帰って行った。いつもそこでは親戚の家かのようにくつろぎながら絵を描いていて、店主もそれを許してくれている。

PM3:00ごろ、そろそろ出るかと外に出ると来たときのような雨が降っていた。もう別にやらなきゃいけないことはないし家帰って映画でも見るかと思ったが、帰る途中に気が変わって、元々行こうと思っていたStereo Coffeeで行われていたLaluceの写真展に出向いた。この行動が今日の予定を一気に変え良い一日にしてくれた。あのときの僕よ、ありがとう。

話は戻るが、Laluceオーナーの翔くんとはもうここ数年は仲良くしていて、歳は2個離れてるが所謂マイメン的な感じだ。そこで翔くんと話しながらゆっくり絵でも描いていたら、チャウヨくんが来た。チャウヨくんのことは名前と制作しているコラージュ作品を数点知ってはいたが、ちゃんと顔を合わせて話したことはなかったが、今日正式に?挨拶をしてたくさん話ができた。予想外に話が盛り上がり、YouTubeで投稿するならうまく編集しても前後編にはなる対談ばりに色んな制作等についての話ができた。正直ここまで話が合うとは思わなかったので、これが今日のいい出来事の一つである。

その後良い時間になってきたのでカレーでも食べようと渡辺通のGARAMに行ったが、昼しかやってないのか灯りはついているしスパイスのいい匂いはするのに開いていないようだった。まだ19時だし、帰って適当に飯でも作るか〜と帰ろうとしたら帰路でスパイスが香った。カレーキノシタというお店で、メニューを見るかぎり、どうやらスパイスカレー系で期待できそうだったので、通りすがりだったが勢いで入店した。

メニューの一番上に書いてあった牛豚合い挽きのキーマカレー大盛りを頼んだ。カレー自体は980円でご飯とルー大盛りでプラス70円という理解不能な良心的な大盛り価格の設定であった。前述で期待できそうとは言ったが、カレー好きを自称・自負している僕がノーマークであまり話を聞いたこともなかったので、まぁ外れる可能性も大いにあるだろうなとは思っていた。が、しかし、予想を遥かに超える美味さだった。相当スパイスのことを研究しているのだろうなという味わい深さがあった。ウェイターをしているお姉さんもいいホテルのフロントマンのように受け答えが丁寧で、そのお店がすごい好きになった。これが言わずもがなもう一つの今日のいい出来事である。ちなみに個人的にいいなと思ったお姉さんの一言が、カレーを出すときに「美味しく出来上がっております」とおっしゃっていた点である。なんかお店側がそうやって自信持って出してますよっていうのが直に伝わるのはすごい好感が持てた。

その後、ここ最近行けていなかったブックバーひつじがに行った。店主のシモダさんがTwitterで「ひつじが統一学力テスト」なるものを実施すると聞いて、それとお久しぶりの挨拶も兼ねて伺った。店のドアを開け、席に着くや否や「テストを受けに来ました!」と言い放った。(先に飲み物ぐらい頼め)


とりあえず一時間程かけてテストを受け、あーだこーだ感想戦をしていた。その中でも数学の問題が良い問題かつ人柄の良さが滲み出ていた問題だったとか、英語の問題なのに教養みたいな問題出てんじゃんとか、店主のシモダさんと話していた。すると常連らしき男女二人組が来店され、その方々もテストをしに来店したようだった。そしてそこで、テストの数学の問題の制作者Kさんとその女性が高校の同級生だったことが発覚する。(シモダさんもその時知った模様)

どうやらこれからそのKさんが来るらしいということがわかり、しばらくするとKさんが来店され、僕の隣の席に座った。少し話しながら、なんだか見た事があるなあと思い、失礼ながら少し身の上話をすり合わせてどこかで出会っていなかったか探っていくと、僕が四年間バイトしていた塾の違う部署で働いていた方だという事が発覚した。こんなことあるんだな。知り合いのバーで前のバイト先の人と出会うって、なんか少し大人になった気がするな。しかも、そのKさんの職場の先輩や恩師に当たるご夫婦と僕が明日二年ぶりに食事にいく予定があるというタイムリーな話で、こんなにも都合よくタイミングが合うんだなと、もはや誰かの作り話を聞いてるような感覚にすらなった。

 その後、Kさんや先ほど入店した男女二人組に加え、Kさんの友人の方と一緒に、初めて「TAGIRON」という数字当て推理ゲームをした。数字に強い僕だが、相手の中には現役数学塾講師Kさんがいるし、他の二人もなかなか手強く最初は惨敗したのだが、Kさんが抜けた二戦目では圧勝させていただき、Kさんも僕のことを強いと言ってくださったので、三戦目ではKさんとサシで勝負をした。結果は引き分けとなり、またいつか勝負することを約束した。(少年ジャンプか?)一緒に皆さんとTAGIRONをした事で和気藹々と仲良くお話もできて、1日の締めくくりには最高の時間と空間だった。

 ちなみにTAGIRONは数字が好きで論理的に考える事が好きな人間には非常に楽しめるゲームだと思う。とはいえそこまで敷居は高くなく、ヌメロンなどで楽しめる方々やボードゲームがそもそも好きな方にはおすすめのゲームだ。僕は別に回し者でもなんでもないが、皆もどこかで会った時はTAGIRONをしような。

 それと、あとから分かったことだが、Kさんは僕の親戚の子に教鞭をとっていた事があるらしく、そんなとこまで繋がるのかよとできすぎた話に笑うしかなかった。

なんだか濃い一日だったが、あの時帰って家で映画を見ていただけでは得られない出会いがあり、楽しい時間を過ごせて本当にいい日だった。

備忘録として長々と書いたこの文章は僕の行動範囲丸分かりだが、今日あげた店にはたまに出没するので偶然出会した方は声かけてね。

ではまた。

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