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【その人自身を知りたい!参院選東京選挙区・候補者インタビュー】蓮舫さん(立憲民主党)

今回の参院選東京選挙区、どんな方々がどんな想いで立候補されているのか。候補者インタビューを行いました!

政治が自分と遠いものと感じてしまうからこそ、まずは政治家からでも、身近に感じたい。そんな想いで今回は若い世代の視点をメインに、その人自身にまつわる質問を5つお聞きしています。

候補者の方がどんな想いで立候補されているのか。
ぜひ、ご覧いただけたらと思います!

※本記事は上記動画をテキストに起こしたものになります。

候補者:蓮舫さん(立憲民主党)
インタビュー:すずきひろき、はまのまどか(国分寺の投票率を1位にプロジェクト)

冒頭の挨拶と注意事項

すずき)どうもこんにちは。国分寺の投票率を1位にプロジェクト、すずきひろきです。
はまの)はまのまどかです。

蓮舫さん)蓮舫です。

すずき)ありがとうございます。今日はですね。参議院選の東京選挙区から立候補予定の蓮舫さんにお話をお伺いしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

すずき)今回は5つの質問にお答えいただけたらと思っていまして、それも自分たちで考えたものになります。

蓮舫さん)偉いね~。

すずき)ありがとうございます。

質問1「政治というものに取り組まれている理由を教えて下さい」

すずき)早速1つ目をお聞きしたいなと思うんですけれども、蓮舫さんがなぜ政治というものに取り組まれているのか、その理由をお聞きできますか?

蓮舫さん)そもそも私は台湾と日本のハーフなんですけれども、すごい食卓に政治って普通にあったんですよね。で、私中国にも留学してたんですが、例えばアメリカの友達とかを見ても、台湾も、政治の話がすごい。例えば麻婆豆腐と政治みたいに普通に食卓に上がるんですよ。税金が何に使われてるかとか、あるいは政治は今の私たちの暮らしを見てるかって、家族で普通にそういう会話をしてたから、政治って私の中では本当に野球チームのようにあったんですね。
だけどそれが、自分の仕事にしようと思った原点は、双子を産んだときで、1850と2350ってちっちゃく生まれたんだけど、保育器に入った新生児室が、少子化って言われているのに、お医者さんも看護師さんも医療従事者も本当に人が足りてなくて、ばたばた過労で、大丈夫なの?だから少子化なのに、ああ現場にはお金が入ってないし、目が行ってなくて、これは誰かが政治を変えなきゃいけないっていうのが原点。

すずき)そうだったんですね。ありがとうございます。

質問2「自分自身のことをどんな性格だと思いますか?」

すずき) では2つ目の質問なんですけれども、蓮舫さんがご自身のことをどういう性格だと思ってらっしゃいますか?

蓮舫さん)さっぱり。

すずき・はまの)(笑)

蓮舫さん)くっきり。で、竹を割った感じ。
意外に怖くないから安心していただきたいんですけど。

すずき)今日お会いしたらちょっとそういう感じで。確かに。
あぁ、そういう感じなんですね。ありがとうございます。

質問3「人生で一番嬉しかったことは何ですか?」

はまの)蓮舫さんが今まで生きてきた中で、一番嬉しかったことって?

蓮舫さん)双子が生まれてくれた時。こんな嬉しいことはなかった。
で、本当生命を宿る。二人同時に生まれてきたから、ほんとダブルで嬉しかったし、あまりにも小さくて、この子をどうやってどうやって育んでいくんだろうかっていう、すごく嬉しかった。

はまの)ありがとうございます。

質問4「守りたい日常とはどんなものですか?」

はまの)あとですね、蓮舫さんが、、、何だっけ?(笑)

蓮舫さん)怖くないよ!ゆっくりゆっくり深呼吸しよう!

すずき)蓮舫さんが守りたい日常というか、それぞれの中で自分の中で暮らしにしている大事な瞬間とか、こういうものを守っていきたいみたいなものがあれば。

蓮舫さん)通り過ぎた時のどこでもいいんだけど、公園で親子が笑ってたりとか、おじいちゃんおばあちゃんがくつろいでたりとか、ほんのちょっとのところでベンチで休んでいる景色。
ウクライナを見て、なくなった時に一番私が泣くのは、そういう日常だと思った。それにそのほっとできる場所、それが公共で提供されて、誰もが自然にそれを当たり前に共有をして、幸せな声が響いている場所って公園だと思うんですよね。だからすごくこの景色は、私は絶対になくしてはいけないと思っている。

すずき)なるほど、ありがとうございます。

質問5「この動画を見ている若い世代に向けて一言、お願いします」

すずき)じゃあ、これが最後の質問になるんですが、この動画を見ている若者世代に向けて、一言を。

蓮舫さん)若者ってどれくらい?(笑)定義がわからないんだけど、

すずき)例えば、僕なんかが23歳なので、ちょっとそれくらいを意識してというか。

蓮舫さん)幅はどれぐらいなの?何23中心に考えて、そういうところきっちり詰めるよ、私は。(笑)

はまの)20代とか30代とかね。その、

すずき)まぁ、じゃあアンダー30というところで。

蓮舫さん)アンダー30。結構ざっくり(笑)
すごい丁寧に説明しようとしていたのに切ったね(笑)

蓮舫さん)あのね、たぶん。10代20代30代って今がいっぱいいっぱいだと思うんです。
10代なんて、もう本当に勉強をして友達と遊んで、それでなんかもう本当にハメを外して楽しみたいってことで、いっぱいいっぱいでしょ。20代はもう大学出たら、今度は就職どうするんだろうとか、安定雇用かそうじゃないかによってもいっぱいいっぱいも違ってくるし。どんな仕事に就いても初めてのことで、プレッシャーで怖くて、それで将来大丈夫なんだろうかっていうとこでいっぱいで。30になってきた時には、仕事に加えて新しく家族が増えたりとか、そうすると将来設計どうなるんだろうかとか、家どうすればいいんだろうかとか、どんどん課題が増えていっぱいいっぱいで、そういう時に政治に興味を持ってくれって、すごく難しいと思うんですよ。自分のことで精一杯なんです。
特に今みたいに、物価上がっちゃって、給料は上がらなくって、それで将来が描けなくて、特に若い子奨学金返さなきゃいけないとか、こんなんじゃ恋愛できないし、結婚もできないとか、もう本当にいろんなことがあって。その時に政治に興味を持ってくれというのは無理なんです。
でも、今の自分のいっぱいいっぱいは、自分だけで解決できるのかどうかを考えて欲しい。
奨学金返すのいっぱいいっぱい。なんで?
だって消費税払ってるし、お酒飲んでたら酒税払って、たばこ吸ってたらたばこ税を払っているし、アルバイトしてある程度の収入があったら所得税を払っているでしょう。税金を払っているのに、負担を全部自分っていうことに、ちょっと一旦立ち止まってもらいたいし、あるいはその就職する時に、本当に切ないぐらいまでの残念なメールを受けて、落ち込んで落ち込んで落ち込んで、それでやっと引っかかったところがブラックだったりとか不安定だった。でも、そのために実は政治があって、東京都の労働局に行けばいいし、厚労省のホームページちょっと見てもらいたいし。
そこにあなたを、あなたの責任じゃなくて救えるものはあるんだよっていうのが、実は政治なのね。だから、こういうちょっとした、何て言うのかな、ひらめきと繋がりというのをぜひ持っていただいたら、私はその声に対して、応えるために政治はあるんだと思っている。政治に興味を持ってくれと言うんじゃない。今のいっぱいいっぱいは、本当に自分だけで抱えなきゃいけないんだろうか?ヤングケアラーだってそうでしょ。おじいちゃんおばあちゃん、あるいは車椅子になっちゃったお父さんお母さんのお世話をするのが当たり前だと思ってたら、実はそれが当たり前じゃなかった。勇気ある人が声を上げて、社会現象になって、「あ、自分がいっぱいは自分のものじゃなかったんだ」って気づいた時に、じゃどうして介護の線になれてないんだろうか。制度に問題があるんじゃないだろうか。
全然難しくなくて、全部つながってることなんですね。政治すっぱり切られてて、どうせ俺が言っても私が言っても変わらないだろって思われてること多いと思うんだけど、変わる。絶対に変わる。
声を上げたら変えられるし、そのために政治家がいるし、みんなの声を敏感に酌み取るためにね、と思います。

すずき)ありがとうございます。はいじゃあ今回のインタビューはひとまずこれで終わりと。

蓮舫さん)短いね(笑)

すずき)短めなんですけれど、いやでも、本当にお時間作っていただいてありがとうございました。

蓮舫さん)とんでもない。わざわざ来てもらってありがとうございました。貴重な経験でした。

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