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ひとりって最高なんだよなぁ

血縁に愛されることも大切にされることもなく、他人にそれを求め続けて。

ただ、自分に価値がないことを信じきっていたから、何かしないと他人に必要にされることはないと。

過剰にへりくだり、言葉でも態度でも金品でも。

何かを与え続け、疲弊し。

何も得られぬことに怒り、苦しみ、もがき。

その全てが、他者への期待が根底の問題であることに気が付き。

人と距離を置き、数年生きて。

一人の時間がどれだけ尊く、大切かを知った気がします。

ここ半年ほどは、その一人のしあわせな時間が当たり前になっていて。

いつか終わるその日まで、このままでいたいと考えていました。

そんな時に久しぶりに血縁から連絡がきており。

なんでしょう。胸が潰れるような、肉体的な痛みと息苦しさがものすごいのです。

本能的に、芯から嫌悪しているのだろうなぁと、しみじみ。

貢いで、尽くして、心配り、気を遣い。

報われず、ただただ苦しい。

健全じゃないですね。

明日、誕生日なんですよ。私。

だから何だって話ですが「自分のために楽しく生きる時間」を邪魔されたようで。

せっかく日々を大切に生きているのを、過去から全否定されたようで。

もう本当に泣きそう、って思ったら泣けてきた。

自分自身が関わった人たちを見てみても、誰もが何かしら頼る伝手や人脈、助けてくれるライフラインを持っていて。

どういう家庭に産まれられたら、どういう家族に恵まれたら、そんな人間らしい生き方が出来たんだろうか?と虚しくなる。

こんな精神状態で、よく四十年超えて生き続けてきたもんだ。自力で。すごいよ、自分。

嫌なことは吐き捨てて、楽しいことだけをみることにします。

どうにもならない生きにくさを抱えている人、現代では少なくないのではないかなぁ。

と、ひとりの気軽さを語りつつも、世界で不幸を感じる人間がどこかに居ないかと。

仲間を容易に求める矛盾。

人って単純で、難しい。

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