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帰ってきたあぶない刑事を観てきた話。

劇場で予告見て、なんとなく観に行って席に着いて気付いたこと。

幼少期に夕方にあってた再放送みてたけど、記憶にあるのはOPムービー(大好き)と、ユウジの挿入歌?と、ダンディの「あいあびゅぅぅぅ〜」って濃いED、後はトオルちゃんの「せんぱぁい」。

ストーリーとか設定とか何一つ記憶になくって、予習すればよかったと反省。

なので話の流れはよくわからぬまま、そうそう、この時代の刑事ドラマは拳銃ドンぱちしてて、警察はこんなもんと思っていたのを懐かしみ。

(刑事ドラマが拳銃使わない現実的な内容がメインになった転機って、踊る大捜査線でしたか)

とにかくキャラクターというか、俳優さんたちを堪能してまいりました。

タカ&ユウジのお二人が、まぁ渋い!!渋いのにめちゃくちゃスタイルがいいしかっこいい!!

特にドラマ視聴当時(小学生?)に好きだった柴田恭兵さん。細くてスタイル良くて、声もいい。70代ってあんなに走れるんですね‥‥10代の時も走れなかった身からすると、神かな?

個性的なスーツをリアルルパンな感じで着こなしてるのが、とても素敵。作中で土屋太鳳さん演じる娘?さんに一番寄り添って仲良くしている様も好きでした。

舘ひろしさんは、割と最近にゴールデンカムイの土方でお見かけしましたが‥‥もう、お声が良すぎる。そしてドラマ映像との見た目の変化をあまり感じませんでした。

バイクのシーンで、あぶ刑事で培った拳銃捌きが、何十年経っても活かされている土方の演技を思い出して、人は進化し続けるのだなぁと。とにかくかっこよかったです。

というか、作品の記憶が欠落しまくっていたので、発砲しまくって相手の命奪っていたことに割と衝撃。時代ですね。がきんちょだったからか、署でのわちゃわちゃの記憶しないんですよね。

あと、名物上司さんの役者さんが亡くなられた後の映画も観たはずですが、悪役の方がシースルーガウンきて部屋で踊っていて「変態だ!」って思った記憶しかなかったです。なんだこれ。あれ?そもそも、あぶ刑事だったのかあの映画。

眠れる森だったかな?かなり前のドラマで、サイコパスっぽい演技でイメージが一変した仲村トオルさん。チームバティスタも大好きで、本当にとてもベテランの役者さんになられた印象ですが。

本当に透ちゃん‥‥。当時の記憶がほぼないですが、謎の懐かしさと、ドラマならではのご都合展開をメタ的に面白おかしくなされる役回りで。

20代30代には「せんぱぁい」ときたら「あーさーくーらー!」の印象強めかなと思いますが、ひと世代上には透ちゃんが後輩役の代名詞かと懐かしくなりました。

新米刑事3人組もフレッシュでとてもよかったです。浅野さんは、笑いに振り切っておりましたね‥‥。カオルさんの記憶が薄くて、ちょっと改めてTVシリーズをみたくなりました。

個人的には土屋太鳳さんがものすごい女優さんなんだなぁと感じられたのが、とてもよかったです。

何年も前に別の映画で初めてお見かけした時、冒頭のぶりっこ演技で生理的嫌悪が発動してしまい、役柄通り越してなぜだか彼女の出演作は見ないようにしていたのですが。

あれは彼女が女優として素晴らしく、求められた役を演じ切った結果、「そこに生きている人間」と登場人物をリアルに感じて気持ち悪くなったんだろうかなぁと。

(ぶりっこというか「女性」が前面に出る人が苦手なのは、個人の精神的な問題と自覚しております)

今作では、ただただ美しくて可愛いなぁと、それこそタカ&ユウジ目線で見守るような気持ちだったので、役者さんって本気でものすごいのだな、と。

凡人はしみじみ感動しました。

ラストのDNA検査の結果とか、気になる感じではありますが。

昔を懐かしみつつ、現代に上手くよみがえらせてくださった役者陣、スタッフ、関係者の皆みなさまに感謝です。

次はネトフリ入ってシティハンター観ようっと。

現実の拳銃は恐怖でしかないのに、フィクション作の銃器はやたらにカッコよく見えて憧れる現象、なんなんでしょうね。

それだけ日本社会に銃器が浸透しておらず、魔法と同じファンタジー枠の印象なのだからかもしれませんね。

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