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とことんエナガ、シマエナガ

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エナガとシマエナガの記事をまとめたマガジンです。シマエナガファンの方におすすめ。ブンイチはかわいさだけでなく、彼らの「鳥となり」を含めて楽しんでいただけるよう情報発信。エナガもシ… もっと読む
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記事一覧

BIRDER2月号の見どころ

特集【まるごとエナガ】巻頭グラビア「毎日かわいい」冬のシマエナガ 今や知名度抜群になった雪の妖精シマエナガ。見られるのは北海道と限られるものの、その人気は留まるところを知らず、多くの人を魅了しています。そんな可憐な鳥に魅了された一人、SNSアカウント「ぼく、シマエナガ。」を運営するやなぎさわごう氏によるかわいい冬のシマエナガ特選グラビア! やなぎさわ氏がなぜシマエナガを追い、毎日シマエナガの写真を投稿しているのかに迫るミニインタビューも掲載しています。 エナガが育む一年 エ

シマエナガモチーフレシピの「作り方」

Auther:BIRDER ブンイチでは野鳥観察の専門誌「BIRDER」を毎月刊行している。私はその編集部に所属している。 BIRDER2022年2月号の特集は「エナガ」。観察方法や野外で楽しむポイントを掲載することは決まったが、何かこの「かわいい鳥」のかわいさを更に別の切り口から紹介できないものか……。そんなことを考えながらTwitterを見ていると、リツイートでおもしろいものが回ってきた。シマエナガのオムライスだ。 半端なくかわいい。 間違いなくかわいい。 このオ

みんな大好き,エナガの “バードウォッチャー的見どころ”はここ

Auther:BIRDER  BIRDER2月号の特集「まるごとエナガ」が好調だ。書店からは追加注文が次々に入り,「入手困難」なんて報告さえある。改めてエナガの人気を思い知らされた形だ。本誌でも紹介したが,エナガブームはこれまで何度か来ているらしい。でもそれとはまったく関係なく,エナガは私が常に気にしている鳥の1つだ。その理由は簡単,「妻が好きな鳥」だから。まだ結婚前のこと,自分がバードウォッチャーであることを明かし,一緒にバードウォッチングを楽しんでもらおうと図鑑を見せた

土日カメラマンのとことんシマエナガな生活

私の生活を一変させた、衝撃的な出会い 今から5年くらい前の冬だったでしょうか、札幌市内の公園でシマエナガに出会ったのは。木の高いところで「ジュリジュリ」と鳴いていた小鳥が、突然私の目の前に降りてきて、首を傾げてニコッと挨拶してくれた(ように見えた)のです。これが噂に聞くシマエナガか!と深い感動を覚えました。真っ白でふわふわの愛らしい姿は、まさに「雪の妖精」。ただ、そのときは鳥との距離があまりにも近すぎて、500ミリの望遠レンズでは撮影できませんでした。この最初の出会いで撮影

エナガウォッチャーが語る、エナガの「かわいさ・おもしろさ」

Author:松原卓二 《↑写真》 エナガは枝に止まっていろいろなところをじっと見るので、まるで「小首をかしげている」ような写真がよく撮れます。あざとい。かわいい(©松原卓二) エナガファンのバイブル! こんにちは!写真集『エナガのねぐら(東京書籍)』著者の松原卓二と申します。このたび文一さんから出る『とことんエナガ、シマエナガ』はすばらしい本ですね。エナガとシマエナガについてあらゆる情報が詰まっており、エナガファン必携の一冊といっても過言ではありません。かわいい写真を

(12月23日開催)とことんエナガ、シマエナガ 刊行記念オンライントーク『対決!? エナガvs.シマエナガ』

とことんエナガ、シマエナガ 刊行記念オンライントーク『対決!? エナガvs.シマエナガ』世は空前のシマエナガブーム! このブームにあやかりたい!という不純な動機?からスタートし、文一総合出版的にはシマエナガだけでなくエナガも愛でてもらいたい!ということで生まれたのが、11月30日に発売した新刊【とことんエナガ、シマエナガ】。 バードウォッチング専門誌『BIRDER』の編集部が総力をあげて、エナガとシマエナガをとことん楽しめる一冊に仕立てました。この出版を記念してサイエンス・

シマエナガをとことん楽しむ旅 思わずときめく、いやしのまなざし

Author:髙野丈(編集部) シマエナガに会いに行こう! そう決めたのは、エナガ本『とことんエナガ、シマエナガ』発売直後のこと。この本の編集や関連イベントの準備で、過去に撮影したシマエナガの写真を見返していると、最後に観察したのが10年ほども前だということに気づいた。 広く多くの人たちにエナガ本を手に取ってもらえるよう、いつもよりも意識してエナガを撮影し、「エナガだってかわいい」とSNSで発信する日々。エナガだって十分にかわいいし、なにより毎日会えるのだが、やはりシマ

朝活はシマエナガ! 365日シマエナガ中心の生活

Author:市川太将(いっちー) 小さな松ぼっくりにとまる小さなシマエナガ 冬の間、僕が観察しているシマエナガの群れはいつも日の出前から活動を始めるため、薄暗い中かすかに聞こえる声を頼りに群れに近づき、姿を確認する作業から始まる。シマエナガがよくとまる木はある程度決まっている。シラカバ、イタヤカエデ、カラマツなど。その中でも冬はよくカラマツに来る。群れはほぼ毎朝、ほぼ決まった時間に、ある一定の方向から飛んでくる。まずはカラマツに立ち寄り、朝ご飯にありつく。周囲はまだ薄暗