見出し画像

J eigo J ジューンとジェフの英語珍道中〈11〉~オナラしちゃった猫と単語暗記方法~

Welcome to "J eigo J," our silly journey of language learning!

英語オタクおばさんのジューンです。このシリーズでは、私のパートナーのアメリカ人おじさん、ジェフとのやりとりで気づいた、面白い(と私が思う)語学学習や異文化理解にまつわるエピソードをご紹介しています。

最近、私とジェフがハマっていつものの1つが、ネコちゃんの YouTube 動画を見ること。私達の推しメンならぬ推しニャン(?)は、スコティッシュ・フォールドのぽこ太郎とうま次郎親子。(名前のセンスも抜群ですよね!笑)

このぽこちゃんが、本当にかわいい!ジェフに言わせると、ぽこちゃんは gentle sad なんだそうです。日本語では「哀愁が漂う」って感じでしょうか?大げさすぎるかな?

昨日、この動画を見つけて、かわいくて何回も見ちゃってます。

「おなら」は英語で fart (動詞も名詞もあります)。丁寧な言い方で「おならをする」は、pass (some) gas または break wind。ジェフによると、おばあちゃんが言いそうな言い方だそうです(笑)。

日本語勉強中のジェフに、この言葉を覚えてもらうために、私が何て言ったかというと、"Imagine a deer farting in Nara!"(奈良オナラをするシカを想像して!)

バカバカしいと思うかもしれませんが、こういう単語の覚え方は、keyword method といって、ちょっと難しい専門用語や第2言語の単語を暗記するために英語圏でもよく使われる方法なのです。

上にリンクを貼った記事で使っている例では…

radius(半径)と言う単語と diameter(直径)という単語を混同してしまう人は、"a radish swinging a circle"(円の半径の先端にラディッシュが付いていて、ゆらゆら揺れている絵)をしばらく眺めれば、半径が radius であることを忘れないだろう、というのです。

radius と radish の音が似ていることを使って、こじつけているのです。私が、「オナラ」と「奈良」をこじつけたのと同じです!(私の方が、出来が良いと自負しています…笑)

要は、日本で言う「語呂合わせ」ですね!

私はずっと前から、日本語と英語を比べたら日本語の方が音の種類が少ないから、日本語の方がダジャレを作りやすいなぁと、思っていましたが、同じことが語呂合わせでも言えると気づきました。

ちなみに、「しゃれ」は英語で pun と言います。「ダジャレ」は、「親父ギャグ」って感じで dad joke と言います。

keyword method の基本的な成り立ちは、dad joke と変わらないと思いますが、keyword method は第2言語習得においてどう役に立つのか、他の暗記方法と比べて効果があるのか無いのか等、何年も前から真面目に研究がされています。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/0023-8333.00121

日本では、単語の暗記方法と言うと、漢字の書き取りのように何回も繰り返し書くとか、よくありますが…。これについては、私のこの記事で考察していますので、よろしければ、のぞいて見てください。私のオタクな英語学習歴も、この記事の最後に載っています。

Ok, that's all for now! See you next time! Until then, keep enjoying your life IN ENGLISH!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?