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2019年の総括

こんにちは。ブングーファイバーのワラビサコです。
いよいよ最後の夕陽も沈み、あと数時間で2019年が終わりますね。
というわけで、この一年を振り返りながら今年のブングーファイブにおける活動報告をしていきたいと思います。

2018年12月

2019年の頭から行きたい所ですが、やはり触れずにはいられない2018年の12月16日。それはブングーファイブが生まれた日でした。

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その日に撮ったこの写真を見てもらえばわかる通り、ここでほぼ基盤が出来上がってます。その瞬間、「僕はこの子を世に放たなければいけないんだ!」という謎の使命感に駆られ、現在に至ります。

2019年1月

そして年が明けて2019年。1月。
ゲームマーケット2019春への出展の申し込みをしたのもこの月でした。これによって、本番の5月までには絶対ルールや設定を完成させなきゃいけないという明確な照準が定まったので、それに向けて逆算して進めていった事がこのゲームの進捗に大きく影響したと思います。

2月

そして2月。僕の従兄弟がとてもゲーム好きで、デジタルアナログ問わずあらゆるゲームをしてきた人なので、弾丸で大阪まで会いに行って意見をもらってきました。
「発想が面白い」と言ってくれた一方で、「まだ伸びしろがある」とも言ってくれました。
そこでアドバイスされたのは、「ブングーファイブよりもっと簡単にできる
ブングースリーみたいなのを考えてみたら?そうやってシンプルに作れば、またそこでわかった事がファイブの方に還元できるかもしれないよ」と言われました。
なるほど、と思い、帰ってすぐに作りました。
ファイブが五目並べなら、スリーは三目です。そして使う文具はえんぴつ、消しゴム、はさみの三つで、手札は三枚。
他の文具でも試してみましたが、これが一番バランスよく、シンプルで面白かったです。
そして何よりも革命的だったのが、それまでは消しゴムのスキルが弱過ぎて、あまり魅力的な文具ではなかったのですが、
使うカードの枚数によってスキルの効果が変わるという、コストの概念を入れた事によって劇的に面白くなりました。
おかげで消しゴムに強いスキルが加わり、そのスキルに対抗するスキルが生まれ、相乗効果でどんどんと他の文具も楽しくなったのです。
2月はブングーファイブ2.0にアップデートされた月でした。

3月

続いて3月。「ゲームマーケット2019春」が5月に開催されるので、無事に出展が決まった僕は、大阪で行われる「ゲームマーケット2019大阪」に赴きました。
どんなブースが並んでいて、どうすれば目立ったり雰囲気が良く見えるかを研究しに、下見に行ってきました。
そのおかげで本番では、満足のいくブースにできたと思います。
また、株式会社Mackie-i-Landsの川上りかさんにもブースのプロデュースをしてもらったおかげで、グンとクオリティが上がりました。

4月

そして4月。いよいよルールも固まってきたので、各文具メーカーさんに、「こんなゲームを考案したのですが体験してみませんか?」と一斉にメールを送ってみました。
その中からニチバン株式会社さんと、株式会社SEEDさんが前向きな返事をくれて、実際に体験してもらいに行きました。
両社とも、とても面白いと褒めて頂いて、5月のゲームマーケットで是非使ってくださいと、協賛品をたくさん頂き、活動の後押しをしてもらえました。

5月

5月には、ゲームクリエイターの藤岡千尋さんにお会いして、ゲーム目線からの意見を頂きました。名称や世界観についてのアドバイスをたくさん頂きました。えんぴつでラインに線を引く「壁」という名称は最初からあったので、では他のスキルにも同じような世界観の名称があった方がより世界観が統一されるのでは?と言ってくださったので、これもなるほどと思ってすぐに他の名称も考える事になりました。
他にも、ルールを説明する上での書き方や、盤面にホッチキスの対象エリアをわかりやすくするなど、様々なアドバイスをもらえました。
そして5月26日から二日間、東京ビッグサイトにてゲームマーケット2019春が開催されました。
そこでは何も売る物は無く、ただ遊び方を広めるために出展しました。
物を売りに来たのではなく出会いを買いに来ました。

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二日間で総勢90人くらいの方に試遊して頂きました。また、会場内にこどもゲームコーナーという特設スペースがあり、急遽そこで最後の催し抜擢され、たくさんのこども達に遊んでもらう事ができました。

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その上、このイベントを取材しているライターの方に、「是非紹介したいゲーム6選」に選んでもらえました。 https://www.gamer.ne.jp/news/201905270057/

6月

6月になり、一つ大きな山場を越えて次のステップに進む必要がありました。
ゲーム好きの方からは一定の評価を頂けたので、次は何としても文房具好きにやってもらいたいと思いました。
都内の児童館にメールを送ったり、大学の文房具サークルにTwitterでDMを送ったりしました。

7月

7月には、あちこちに送ったメールの中で最初に反応してくれた「中央大学 文具ラボ」さんと日程を合わせて、実際にキャンパスまで赴き、学生達に紛れてゲームの説明をしてきました。
その後「東京理科大学 文具研究同好会」さんにも体験してもらい、少しずつ文具好きの学生さん達にも広げていくきっかけができました。
また、竹内藍さんというシンガーソングライターの方がパーソナリティを務める渋谷クロスFM「Ai Tube」というラジオ番組にも出演しました。
https://youtu.be/xar71Z3j27g

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8月

8月には、念願の夢が一つ叶いました。昔から読んでいた文房具情報のフリーペーパー「Bun2」で連載もされている、文房具ライターのきだてたくさんがブングーファイブに興味を持ってくださっていたみたいで、取材も兼ねてゲームのプレイ会を開いてくださいました。
そこには他故壁氏さんも来てくださっていて、株式会社ヤマトの広報さんも、たくさんの自社製品を持って来てくださいました。
それをきだてさんが寄稿されている「デイリーポータルZ」というネットの読み物サイトに記事を載せて頂きました。
https://dailyportalz.jp/kiji/bungu-five

また、月末には上記のお二人と“文具王”高畑正幸さんのトークイベント「カンダ・ブングジャム」にて、ブングーファイブのフライヤーを配布して頂けたり、スライドショーで紹介してくださいました。

9月

9月は特に大きな動きはありませんでしたが、11月に開催されるゲームマーケット2019秋への出展の申請をした事と、上記でも紹介させて頂いたきだてさんと他故さんと三人で打ち合わせをし、1月頃の開催を目処にブングーファイブのメーカー対抗戦を企画することになりました。
あとはツイッターの公式アカウントで、ブングーファイブの文具スキルを日常の世界に応用したらどうなるか?を毎日投稿するのが始まりました。(第100回で終了)
https://twitter.com/i/events/1198980018124099584?s=13

10月

そして10月。振り返れば今年の中で唯一特筆すべき点の無かった月でしたね。この時はラグビーW杯に熱中してたので、先述のデイリーブングーでも、ラグビーネタが多かったです。

11月

11月は文化祭シーズンになるのであちこちで開催されていました。
以前お世話になった「中央大学 文具ラボ」さんにお招き頂き、同校の白門祭にてサークル内のスペースに試遊ブースを設けて頂きました。
ここではお一人ずつじっくりプレイする事ができたので、とても濃い時間を過ごす事ができました。
そこで出会った相棒と、現在あちこちで活動しています。

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また、11月23日から二日間、またも東京ビッグサイトで開催されたゲームマーケット2019秋にも出展し、前回の2019春で出会った人に手伝ってもらったりして、少しずつチームの一員が増えてきました。

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12月

そしていよいよ12月。師走らしく公私とも慌ただしい月でした。
まず最初に、「新春!ブングーファイブ〜メーカー対抗エキシビジョンマッチ〜」の開催が1/27に決定し、公式に発表しました。
この一年間の集大成としてのイベントになりそうで、今からせっせと準備に勤しんでいます。

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更に22日には錦糸町で、「手帳収穫祭」というイベントにお招きして頂いて、ブングーファイブの試遊ブースを設けて頂きました。
そこでは他のイベントと比べて会場はそれほど大きくない分、お客さんがずっと同じ会場に滞在されてるので、長くお話ができたり、何度も体験して頂いたりしました。
僕は参加できなかったのですが、その後の親睦会でもみんなでブングースリーをプレイして頂いてたようで、ものすごく嬉しかったです。

最後に、12歳で起業して現在13歳の加藤路瑛さんという方が立ち上げた「Challenge Fun」というサイトにて、挑戦したい人として取り上げて頂けました。
https://fun.crystalroad.jp/archives/606

終わりに

以上が、2019年の主な活動です。一年前にできたばかりのゲームを広める活動としては、上々の成果じゃないかなと思います。
来年はもっとハードルが高い取り組みが展開されていくと思うので、みなさんの力を借りながら、少しずつ世界に広めていきたいと思います。
この一年間で関わってつながってくださった全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。
2020年もよろしくお願いいたします!

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