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調査結果が明らかにした「MBAを取ると幸せになれる」という事実について語る

Vol.3 執筆者|米良 克美(2020年3月5日記)

皆さん、こんにちは。
BOND-BBT MBA 35期の米良 克美です。

前を走る先輩2人は、ご自身のビジネスにおける実体験を、熱く、生々しく、そして面白く語って下さいました。私は少しテイストを変えて、アカデミック、かつ、趣深く書いてみようと思います。

テーマはズバリ「幸せ」です。というのも、私のライフミッションが「自分自身そして自分に関わる全ての人が幸せな人生を生き切ること」だからです。今回はMBAと幸せについて書きます。

MBAを取ると幸せになれるのか?


ちょっと古いですがMBA50.comの調査レポートを紹介します。

【調査概要】
北米、欧州、インド、中国、ブラジルの合計11のビジネススクールで学ぶ1100人以上の学生を対象に、幸福感について聞いた。これら学生に、「MBAコースを取得する12ヶ月前」「MBAコース在学中」「MBA取得後の将来」の3つについて、幸福を1~10(数字が大きくなるほど幸福)の10段階で評価してもらった。

【調査結果】
MBA前では平均5.98だった幸福感が、MBA在学中は7.71、そしてMBA取得後は8.53となり、だんだんと幸福感が上昇していることが分かった。具体的には何が幸福感につながっているのだろうか? 最も多かったのは「自己啓発」で42.2%、次いで「キャリアの前進」(19%)、「学ぶことで得られる喜び」(11.6%)、「人脈ができる」(9.3%)であった。一方で、「経済的な報酬」は2.7%と低かった。

【出所】
MBA50.com
http://www.mba50.com/who-are-the-happiest-mba-students-in-the-world/

いかがだったでしょうか?結論としては「MBAで幸福度は向上する」です。
MBAの皆さまには少し嬉しい結果ですね。また、MBAを検討されている方にとっても重要な情報かと思います。

面白いのは、MBAを取った後ではなく、MBA在学中から幸福度が向上することです。私もこの感覚は自分の体感を持って分かります。働きながらMBAにチャレンジして、優秀な仲間と一緒になって、とてもタフかつ膨大な量の課題に取り組むことを通じて、自分の新たな才能に気づいたり、自分の限界を突破できるような感覚に出会いました。そして、その時にMBAにチャレンジして良かったなーと心の底から感じたことを覚えています。言葉にするととても陳腐に感じるかもしれませんが、これはMBAを体験した人なら分かってくれる感覚だと思います。

このチャレンジする喜びを覚えてしまった私は、MBA在学中から修了後、更には現在もいろいろなチャレンジをやってきました。
ぜひ、皆さんにもこの感覚を味わってもらいたいので、ぜひ覚えておいてください。迷ったときはやってみる!考える前に飛べ!大丈夫なんとかなる!あなたは一人ではない!ありのままに生きよう!
ちょっと説教臭くなってきたので、この辺でやめておきます。

幸せの語源


最後に「幸せ」の語源について述べて、締めくくりたいと思います。
幸せの語源と聞いて何を想い浮かべますか?お互いが相手のために何かをしてあげる「為し合わせ」という言葉や、合掌の際に「手と手の皺を合わせる」という意味で捉えている方もいるかと思います。

これまで調べてきて私の知る中で最も有力な(そして自分として一番しっくりくる)説は「し+あわせ」です。

し:動詞「する」の連用形 → Do
あわせ:廻り合わせ → Serendipity

すなわち「幸せ」とは、「自分で行動する(Do)」ことによって、「驚くような素敵な巡り合わせ(Serendipity)」に出会うこと、だと思います。
この記事を読んでいる皆さんへの最後のメッセージです。

BOND-BBT MBAの入学検討中の皆さん、ぜひ勇気をもって行動を起こして、入学してみてください。

BOND-BBT MBA在学中の皆さん、MBAという失敗の許される場で、大いに行動/失敗してみてください。

BOND-BBT MBA修了生の皆さん、MBAに甘んじることなく行動し続け、新しいことに挑戦し続けてください。

さあ行動しましょう!

お幸せに!

35期 米良克美

<次回予告>


次は、川根靖弘さんにバトンを渡します。
現役外資系コンサルタントの文豪ぶりに期待!刮目して待て!

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