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記事を食べたいほど愛してる。webライターがモチベーションを上げた文

「あなたの仕事のモチベーションは何ですか」

これは「私はフリーランサーです」と言うと、たまに聞かれる質問です。

私は、モチベーションの有無にかかわらず、納期に遅れることなく一定レベルの成果物を出し続けることがプロとしてあるべき姿だと考えています。しかし、そうは言っても人間だもの。「気が乗らないなあ」、「今日は全然進まないなあ」と感じる日もあるのです。

私の仕事に対するモチベーションが爆上がりする瞬間は、「こんな仕事ができるようになりたい」、「こんな人になりたい」という素敵な仕事や素敵な仕事をしている人と出会う瞬間です。

憧れのwebライターがくれた「アハ」体験

私が目標としているとあるライターさんを知ったのは、10年以上前私が英語の発音練習の仕方を調べていたときでした。彼がTwitterで英語の発音の練習方法をシェアしていたのです。(かなり昔の話で記憶が少しあいまいなので、少し事実と異なる部分があるかもしれません)

私は、その頃「英語の発音練習に終わりはなく、一生続けるもの」と認識していました。しかし、彼は「英語の発音レベルが一定レベルに達したので、発音練習は終わりにする」と言い切っていました。彼の記事を読んで、私は「そうか!」と真鯛のようなうろこがたくさん目から落ちたのを覚えています。

当時、英語の発音練習のゴール、目標とするレベルを書いている記事や本を私は見たことがありませんでした。英語を学習している人は、英語の学習そのものが好きな人が多いです。そのため、学習をやめるレベルやタイミングについてあまり語られていなかったのでしょう。

発音練習に区切りをつけるタイミング、次のステップへの進み方について書かれた彼の記事を読む体験は、私にとって「アハ体験」でした。それ以来、彼のTwitterとブログ記事をチェックするようになりました。

子どもの頃に感じていたあのドキドキ・ワクワク

彼の記事は、他では読めない知見にあふれていて、読むたびに新たな発見がありました。彼は記事の中で、難しい表現を使って読者を殴ったり、知識でマウントを取ったりしません。煽るようなタイトルも見たことがありませんでした。

彼のツイートやブログ記事を追うようになってしばらくした後、彼はある商業媒体で記事を書き始めました。私はまるで自分に起きた出来事のように喜びました。

「これからは、彼の記事をもっとたくさん読める!」

私は彼の記事がアップされたというtweetを見たら、すぐにその記事を読みにいきました。「次はどんな記事を書いてくれるんだろう」と、彼の記事の更新をいつも楽しみにしていました。

幼い頃に父親が買ってくれた『りぼん』のページをめくっていたあの頃と同じドキドキワクワクを私は感じていました。

彼の記事を食べてしまいたい

ライティングのお仕事を始めると、私も彼のような記事を書きたいと強く思うようになりました。そこで、彼の記事を自分が記事を執筆する立場に立って読み始めることに。彼の記事を食べてしまいたい、それくらいの気持ちでした。

彼の記事を食べるように読んで、私もマネしたいと思った部分をまとめてみます。

  • 誤字脱字がない

  • 読者に伝わる表現が選ばれている

  • 読者を煽るような表現を使わない

  • 論理展開がわかりやすい

  • 読者にアハ体験を届ける

  • 彼にしか書けない内容である

webライターがモチベーションを上げるためには

仕事をしていると、理不尽な目にあったり、壁にぶち当たってしまったりして気持ちが沈むことがあります。

そういうとき、私は憧れのあの人の仕事に触れて、「あの人のようになりたい」、「あんな素敵な仕事ができるようになりたい」という気持ちで私のハートをいっぱいにします。

そして、私は憧れのいい仕事を食べるように分析して、自分に足りない部分が何なのか、その部分を強化するためには具体的に何をしたらいいのだろうと考えます。

憧れの人や仕事と出会って高鳴るアツイ気持ちこそが、私が仕事をする上で一番の原動力であり、それが仕事のモチベーションへとつながるのです。



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