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『グレイス・イヤー少女たちの聖域』

敬愛する作家さんがSNSで紹介されたことをきっかけに手に取った作品。

当時妊娠37週で、読むにはかなり刺激的な内容だったけど、産後すぐ読めるかもわからず、思い切って頁を捲りました。

『グレイス・イヤー少女たちの聖域』
キム・リゲット(著/文)
堀江 里美(翻訳)

表紙のこの少女の目がいい!
作品にぴったり!

ガーナー郡に住む16歳のすべての少女は、危険な魔力を持つとされ、森の奥のキャンプへ一年間追放される。少女ティアニーが、謎に包まれた通過儀礼〈グレイス・イヤー〉でのサバイバルの果てに見た真実。『侍女の物語』×『蠅の王』のポスト・ディストピア小説

版元ドットコムの紹介より引用

男性がつくった理不尽な社会や、16歳の少女を問答無用で追放してサバイバルさせる過酷なストーリーに、最初はイライラが止まらなかったけれど、引き込まれて485頁を一気読み。

私は続編があればいいな、と思っていたら、おすすめした方に「エピソード0」とかあれば…と言われ、たしかにこのグレース・イヤーはどうしてはじまったのか知りたくなりました。

映画化も進行中らしいので、気になった方は是非とも。


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