宮部みゆき 作品の感想:火車/模倣犯/ソロモンの偽証
前置き
本を読んだというよりかは、
火車を audible という本を朗読してくれるサービスで聞きました。
その後 模倣犯も audible で聞きました。
その後、ソロモンの偽証は ドラマ版で見ました。
感想(ネタバレあり)
個人的にこの中だと火車が一番面白かったです。
端的には推理小説です。
いわゆる推理小説は犯人を突き止め、動機を聞き出したり、犯人を捕まえたりする流れがあると思います。
しかし、ネタバレになりますが、
火車、模倣犯は探偵は犯人を捕まえません。
正確には犯人を突き止めるところまでで、これから会う、あるいはこれから犯人が喋りだすところで終わるのです。
それが良い余韻となり、こんな物語もあるのか、、というところがとても新しいと感じました。
ソロモンの偽証は犯人という概念が曖昧ですが、真犯人を捕まえる描写で終わってはいませんでした。
小説と映像作品の違いを考えました
色々読んで、合わない、読んで、合わないの試行錯誤を繰り返すしかなさそうで
でもこれは動画系のコンテンツも同じかもしれません。とりあえず見て、つまらなかったら見るのをやめる。あるいは飛ばして面白そうなところを見る… を繰り返してそのうち良い作品に出会う。。
小説との違いで、アニメや映画などの映像作品の良いところは楽に早く楽しめるところでしょうか
対して漫画や小説はもうちょっと具体的に 〇〇なところが△△でおもしろいみたいなもう少し具体的な体験を得られると感じました。
おわりに
最近友達が寝る前に漫画を読むと言っていました。
それが個人的に見習いたい週間でした。
娯楽として 文章を読むこと自体が減っているというか、ほとんど無い方が多いのかもしれません。
最近呪術廻戦を見てアニメもどんどん進化していくんだなと感じたこの頃です。禪院甚爾 → 宿儺 までの流れで10年前くらいのアニメなら作画が追いつかないだろうな… てくらいには戦うシーンが作り込まれていました。。とにかくすごかった。