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「書く」ことにネガティブになるとき。

 しばらくnoteを更新していませんでした。
 体調が悪かったとか、明確な問題があったわけではありません。書くという行為にちょっと後ろ向きになっていたのです。特にネット上でのことです。

 わたしは小説を書いている(今はやめてしまっていますが、気力が出てきたらおそらくまた書き始めるでしょう)くせに、自己表現がとても苦手です。自己肯定感というやつがとても低いためだと思います。
 それはなぜかと考えてみると、両親との関係だったり、メンタルの問題だったりと、いくつかの答えが浮かぶのですが、それだけではないわたし自身の問題があるのでしょう。これまでの人生の積み重ねから出てきてしまっている、一言ではいえない問題としか書きようがありません。
 それでも言葉でものを考えている以上、書かないわけにはいかない。どうすればいいのだろう。

 そういうときは、ちょっと気分転換をはかるため、別のメディアに触れます。
 わたしの場合、テレビやゲームやネット動画といった、映像コンテンツをメインに眺めることがほとんどです。受け身になって、吸収する。身をゆだねているうちに、だんだんイメージがわいてきます。ああこれを、言語化したいなあ。

 本も読まないわけではないのですが、わざと小説以外の本を読んでみたり、普段読まないマンガに触れてみたりと違うジャンルのものを選んでみます。

 そうやって書くことから離れているうちに、だんだんネガティブな部分がなくなってきます。やり過ごせたなと思ったら、少しずつ長文にチャレンジしてみる。どんな長い文章も、短文の積み重ねでできているのだから。

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