見出し画像

市民後見人養成研修1日目 12/7

昨日、市民後見人養成研修1日目に参加してきました。自分のための復習投稿です😊
今回参加した研修は、4市町から委託を受けた権利擁護支援センターが主催するもので、今期が第1期の開催とのこと。説明会に参加した方の中から、研修参加者は35名。予想以上の人数の参加に4市町のお役所の方が驚いていたそうです。

研修内容
1.オリエンテーション
2.市民後見と地域福祉
3.市民後見人による実践報告
4.ボランティアを学ぶ
5.権利擁護支援センターの仕事と市民後見人
6.振り返り(グループワーク)
朝9時30分~16時まで。あっという間の時間でした。

印象的だったこと
・市民後見人がボランティアであることの所以
 →報酬が発生すると、助け合いの理念にそぐわない。
  経験が長くなるほど報酬を求めない傾向にあるとのアンケート結果あり

・自分が暮らす地域を暮らしやすくしたい、という思いは、「誰かのために」から「自分が支えられる感覚」に。

・実践報告では具体的なお話をうかがい、活動のイメージがわきました。
そのため、「自分にできるかな」と感じた参加者の方も。

・後見人に、何ができて何ができないのか。その点はセンターの後見監督人の方が相談に乗ってくれるとのことで心強い。ボランティアなので、自分の達成感・やりがいを感じられるかは重要なポイント。自分がこうしたいという思いを大切にしてください、と。

・ボランティア団体さんからのお話しでは、「ボランティアは何のため?誰のため?」「その活動をやりたい気持ちが何より大切」とのお話が。
誰かのために始めたことも、いつしか自分自身のためになっている。動き出すきっかけはどっちが先でも構わないので、まずやってみる。

権利擁護支援センターの始まりから役割について
・支援を必要としている人たちには、問題が複合的に絡まっていることが多いため、成年後見人だけでは解決できないし、他の機関だけでも対応できない。

・専門職(成年後見人)と一般市民をつなぐ役割

・メインは、後見人支援。
 ①親族後見人の支援
 ②専門職後見人を支援
 ③後見人受任法人を増やす
 ④市民後見人を養成する(2023年度事業開始)

・良くも悪くも後見人次第。
 権利擁護支援センターが利用者の方の状況に応じて、受任者として適した方を推薦する。ぜひ相談してほしい。

まだまだ、他にもたくさんの気づきと学びがありました。

グループワーク後に、お隣に座ってみえた方と名刺交換。
子どもの障がい福祉に関わっていて、これから自施設での後見人の需要が高まるのではないかと感じているとのこと。参加した動機も皆さん様々でした。

実際に自分に務まるかどうかは、研修を終えた段階であらためて考えたいとおっしゃっている参加者の方もみえました。

私もまだ先のことはわかりませんが、今回参加させていただいたことで新たな気づき、新たな出会いもあり。今後の研修も楽しみです。自分の視野が少しでも広げられたらと思います。


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはco-YOBOH活動費として大切に使わせていただきます🙇‍♀️