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【本】母性
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。•••••••遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも——。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。
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母への承認欲求が強く、娘へ無償の愛を注げなかった、そんな母娘の物語。母に褒められたい一心で娘をいい子に育てようとする。娘はそんな母をどう思っていたのか。母の手記と娘の回想からみえる気持ちのすれ違いに、人の心は親子ですら簡単には読めないことを実感する。
あれ?一軒家からいつ県営住宅に引っ越した?と、読み終わっても分からない所がいくつかあったのでネタバレサイトで確認してようやく理解。
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