二つの邸を繋ぐはずの、長い、長い廊下。閉ざされた扉の前、誰にも突き立てることのできないナイフが胸に刺さった死体があった。殺したのは…幽霊？迷い込んだ大学生が巻き込まれた事件の真相は！？
論理的で鮮やかな謎の解明が超人気の本格ミステリ・シリーズ、切れ味抜群の臨床犯罪学者・火村英生シリーズ。
著者が作家として小説内に出てきて火村准教授と事件を解決していくシリーズで、短編を４話収録。ホラー系が２話。最終話のロジカル・デスゲームはまさかの火村准教授が事件に巻き込まれていく話で、どう解決するのか手に汗握る展開だった。
#長い廊下がある家 #有栖川有栖
