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娘と絵本

こんにちは、ぶんちゃです。
1歳9ヶ月の娘の母です。健診で発達障害の可能性を示唆され、娘の発達や特性について記録しようとnoteに綴っています。
似たような境遇の方や、子育てに関わる様々な人と共有しあえればと思います。
今日は、絵本にまつわるお話。

絵本が大好き


娘は0歳の頃から絵本が大好きです。自分で歩けるようになってからは、読んでほしい本を自分で持ってきて催促するくらいです。一人遊びのときにも何度も何度も自分でページをめくっています。
食べ物の絵が出てくると一人で手を合わせて食べる真似もしています。
ブームの本は何十回と繰り返し読み聞かせて私のほうが声がかれてくることもしばしばあります。

大好きな絵本ほど壊れる


何度も呼んで擦り切れる・・・というのをイメージされる方が多いでしょうか。
我が家では擦り切れてしまうほどまだ年数も経っていないので絵本自体はきれいです。しかし、中を開くと、ほとんどのほんはボロボロの継ぎ接ぎだらけ。
しかけ絵本は1ヶ月と持ちません。

好きなページにはぐるぐる丸やギザギザでお絵かきします。
楽しいページは勢いよく破ります。

絵本の修繕

描いたものはそのままにしていますが、破れたところは修繕しています。
長く読んでほしいのでブックコートを使って貼り合わせます。
どんなにバラバラになっても、できる限りがんばります。
もともとプラモやパズルが好きなので、この修繕作業自体は苦にならないのですが、私自身、絵本が大好きなので、破れたかけらを見ると、泣きそうになります。
「なんで大事にできないんだろう・・・。」
こんな思いが溢れています。
直したものを渡したら、絵本が戻ってきたことに素直に喜んでいます。そしてまた何度も何度も繰り返し読みます。
その姿を見ると、やはり、絵本は好きなんだろうな、とは思います。
しかし、何度も破るのです。
買ったその日に全ページにブックコートを貼って補強したほうがいいのでは?と思うこともあります。
しかし、それでは、絵本をめくるときのあの手触りが味わえません。絵本によっても質感が違います。あの手触りは、絵本に触れる上で大事にしたいことの一つです。(修繕が増えれば、結局無意味ですが。)

そして、しかけ絵本だけは、仕掛けが動かなくなるくらいに破いたときは、諦めてしまいます。さすがに直しきれないことがあります。

なぜ破るのか


毎回
「絵本がビリビリ。痛い痛いしてるので、入院します。手術です。1日お預かりします。」
と言って絵本とかけらを集めます。
そのたびに、娘は大号泣です。自分で破いているのに、ビリビリになって回収されると大泣き。
破いているときはとても楽しそう。
破り始めたときにできるだけ早く気づいて辞めるように声をかけますが、何故か自分の納得行くまでは破り続けます。途中で遮っても泣きます。
でも、絵本がなくなると泣きます。

破らずに、読んで終わることももちろんあります。しかし、破らなくても必ずどこかにベビーコロールで描きます。(読んだ印なの?!)
破りたい衝動にかられて、その時手にしていた本を勢いのままに破ってしまうのかもしれません。
好きなページを切り離して別の場所に移したいのかもしれません。
本心は娘にしかわかりませんが、まだ話さないので、わかりません。

本を守るための対策

ブックコート


絵本をきれいに保つためには、ブックコートによる補強が一番確実なんだとは思います。しかし、前述したように、はじめからしてしまうのはためらわれます。(なにより、めっちゃ高価!全部の本にはしてられない!)

ページの根本から引きちぎるなら、ページの縫い合わせの部分のみ補強するのは効果的かもしれません。
そう思って1冊、試したけれど、補強していないところから破りました。娘にはあまり効果はないようです。

絵本棚の置き場所


そもそも、絵本棚はベビーサークルの外において、本を読みたいときは必ず声をかける、にすれば、間違いなく破られることもなく、私の見守りのもとで絵本に触れさせることができます。
しかし、それでは、読みたいときに読めないし、効果的ではないと思います。絵本には、ふとした時に目に止まって、興味の向くままに手にとってページをめくってほしい。そして、音に出して楽しみたいときに、「読んで」とアピールしてほしいと思っています。
本への興味付をこの時期にしたいので、置き場所は娘の自由に遊べるベビーサークル内からは変えたくない。

破っていいものを渡す


絵本に絵を書いたり、破りたりが始まった頃、
「描くときはこれに描いて。」「とっても上手!飾っておこうんね。」
とスケッチブックを渡しました。
それはそれで喜んで描いたし、破いて遊びます。
しかし、絵本もやめませんでした。
絵のついているものに描きたがったので、雑紙や、塗り絵を渡しました。
たしかに、それにも描きますが、絵本に描くのもやめません。
どんなに声をかけてもやめません。最近は絵本に描くことをやめさせようと頑張ることをやめました。

ただし、「家以外の絵本は絶対ビリビリしない。描かない。」これだけは、言い続けるようにしています。

図書館の絵本


図書館で借りた本が最も気を使います。コロナで閉館して以来、最近行けていないのですが、図書館で借りてきたときは、流石に自由に手に取らせるのはやめました。
その代わり、お風呂上がりの絵本タイムに読むようにしました。
この時間なら必ず大人がいるし、ベビーコロールも片付けているので描くこともありません。そして、自分が満足するまで読める時間なので思う存分楽しめます。
そして本当に気に入った本は購入して絵本棚に追加し、昼間の好きな時間に繰り返し読めるようにします。

まとめ


今回は絵本が大好きな娘との絵本との関わりについて書きました。私は、自分の小さい頃に読んでいた絵本が多く実家に残っているので、ここまで徹底的に描いたり破いたりすることが、正直理解しきれません。
破りたい欲を満たそうと代わりを渡しても収まらないので、まだ満たされていないのか、そもそも絵本を破ることがしたいのか。
破らせない方法はまだまだ見つかりません。
絵本に描いてしまうのは、私も残っている絵本全てに何かしらラクガキしてあるので、私の子だな、と思ってしまいますが。(私は、なんとなくお話の続きを描いていたような記憶があります。今見ると、全く何を描いているのかわからない落書きですが。当時は思いがあったはずです。)
だから、きっと娘の中にも描く理由があるのではないかと思い、やめさせられないのです。

何度でも破らせていいものか、もっときつく叱るべきなのか。
人のものなら、しっかり話して叱る必要があるのですが、なんせ自分のもの。声掛けはしても、叱ってまでやめさせるの?悪意を持ってやっているなら、話す必要も出てくるけど、修理に出すときに泣いているってことは、悪いことした自覚もなく、衝動的にやってしまっているんだろうな、と思います。
この衝動性が特性によるもので、自分でも抑え方がわからないのか、今は幼いゆえに、好奇心が勝っているだけで、徐々にわかってきて破らなくなるのか。

もう少し様子をみるしか、ありません。

うちではこんなことしたら、破らなくなったよ、とかなにか良い手立てがありましたら、ぜひ教えて下さい。


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