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アップデートしてって言われても、今まで、こうしてきたんだから、これでできていたのだから…

大丈夫よ。今までこれでやってきたんだから。でもね…

 新しいパソコンが導入され、Wi-Fi環境も整い、何とかデジタル生活が送れると、小さくワクワクしている。
 小さなボランティアグループなので、ほぼアナログで動いている。通常業務のリスト、会員名簿の更新、イベントのポスターなどの作成は手書きで切り貼りもあり。イベントの出演依頼などメールではなく、電話とファクスで乗り切ってきた。お知らせのあて名書きも人の手を借りて、作成している。文字をきれいに書ける人はいいけれど、そうでない人にとって、手書きのものは、お断りしたい業務(私は悪筆です)です。パソコンが登場して一番よかったのは、きれいな読みやすい文字で書類を作れること。悪筆な文字がずらっと並んでいる文章を渡すのもイヤだし、もらったほうも「なにコレ?」ってなるでしょう。

暑中見舞いのハガキを印刷したい。「リストがあればあて名も印刷しますよ」と言ったら…

 ボランティアグループでは、細かな業務をスケジュールに沿って行っている。いつまでにアイデアをだし、交渉し、作成して会員にお知らせを出す。これらをその時に決めていくのだが、前年を参考にしてといっても、データで残っていないので、プリントを見ながら、書き起こしてく。う~~~~ん
これを何とかしたいとパソコンも買い替えたし、Wi-Fiも設置したし、メール設定、プリンターの設定もできた。これで活用していただけると嬉しいのだけれど、「私はパソコン使えないから」「〇〇さん、やってよ~」となる。パソコンが使えるチャンスですよ、ただで覚えるチャンスですよ、できると便利ですよ、子供や孫に自慢できますよ、と鼓舞しても誰も手を上げない。
今まで手書きでやってきたからいいのよ、と。
 さて、暑中見舞いのハガキを作成する季節が来たので、ハガキのデザインを提案し、皆さんにOKをいただき印刷すればいいだけ。あて名書きを印刷するので、送りたい人のリストをくださいといったとところ、「リストはない」「担当者がそれぞれが手書きをする」 えーーーーーーー!
 しようがない。「手書きでもいいので送付したい人リストをください」ということで、リスト作成。これなら、万が一担当者が病気になったり、ケガしてもハガキは送れるよね。

便利より、現状維持に重点を置く。どうしたら、どうしたら、がぐるぐる?

小さなボランティアグループでは、アナログで作業を回すことのほうが早いこともある。ただ、どんな作業を、いつ、だれが行っているのか、それの期日は、誰が責任もってるの、疑問がふつふつわいてくる。
 日常業務をこなすだけ日々過ぎていく。「どうしたら、どうしたら」が、ぐるぐる頭の中をめぐってる。

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