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【投資初心者おばさんの日記】価値あるお金の使いみちとは

つみたてNISAから投資を始めて6年目の、投資初心者おばさんの日記

おはようございます
朝起きたら何をしますか?
歯を磨く?トイレに行く?

私はまず、スマホのアプリで株価をチェック
自分の投資商品の評価額が前日比プラスになっていれば、その日は1日気分よし

マイナスになっていたとて別に落ち込んだりもしないけど
「資産も減ってるし、今日は買い物やめとくか」などと、財布の紐を締め直したりして無駄な抵抗をする

一般的に、「投資を長く続けるコツはなるべく株価をチェックしないこと」と言われている
確かに、資産が減ったり増えたりするたびに激しく動揺する人は
株価なんか見ない方が良いかもしれない

私にもそういう時期があった
投資を始めてまもない頃、貯金のような感覚で積み立てていた自分のお金が
元本を割ったとき、絶望的な気持ちになった

それでもやめずに投資を続けているうちに、なんとなく「ああ、投資ってこういうものか」というのがわかってきて、一気に資産が増えようが、逆に大幅に減ろうが、あまり動じなくなってきた
この5年で、上がったり下がったりを繰り返しながらも、ちゃんと右肩上がりになっていることを実感しているからだ

だから株価が急騰して含み益が爆上がりしても「そのうちまた下がるっしょ」と思うし、急落して含み益が大幅に減っても「そのうちまた上がるっしょ」と思える

ただ、投資に慣れてきて順調に資産が増え始めた頃から、私の中にある変化があらわれはじめた

それは、「お金がなかなか使えなくなっている」ということ

若い頃は、「欲しい」と思ったものは迷わず買うし、「遊び」にもお金をかけて、貯金はほとんどできない浪費家だった
そんな私が最近は、高価なものでなくても、たとえ100均の商品でも、買うときに躊躇してしまう

「自分の資産を減らしてまで、これを買う必要があるだろうか?」と考えてしまうのだ

若い頃の浪費家の自分と比べれば、これは良い傾向なのかもしれない
でも一方で、「そこまでして何のために資産形成をしているのか?」と思ったりもする

もちろん、夫がリタイアした後、2人で豊かな老後を送るための資金を作っているのだけど、まだまだ元気に動けて好きなことができる50代の今、節約して節約して、日々、お金を貯めることばかりを考えているのが果たして正しいのか?と、ふと思うのだ

70歳や80歳になってからでは、お金をたくさん持っていても意味がないんじゃないか?と思う自分がいる
実際には意味がなくはないし、お金はあった方がいいに決まっている

でも、今、夫と二人で元気なうちに、いろいろなところに旅行したり、美味しいものを食べたり、人生を楽しむためにお金を使うべきではないのか?と思ったりもするのだ

お気に入りの投資系YouTuberの方も、「死ぬときにお金をたくさん持っていても意味がない」と言っていた
確かにそうだ
お金を持ったまま、ただただ年老いていくだけではなく、余生を楽しむために「価値あること」にお金を使いたい

その「価値あること」が今はまだピンと来なくて、何かを買おうとするたびに「これは本当に必要なのか?買うべきものなのか?」と悩んでしまうのだ

そんなこんなで、最近は本当にモノを買わなくなった
大好きだった洋服も、「あるものを着ればいいや」という感じになっている
無理して我慢しているわけじゃないから、ストレスになったりもしていない

でも、果たしてこのままで良いのだろうか?と時々思う
何か、損しているような気分

無理やりお金を使いたいわけではないけど
お金を増やすことばかりに気を取られて、大事な何かを見逃している気がして仕方がない今日この頃…

考えても考えても何が正しいのか分からず、
今はただ、投資で資産を増やしながら、
「本当に価値あるお金の使い道」を探している途中なのである

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