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わたしが乳がんになった原因

私が乳がんになった原因はなんだろう…

ずっとずっとこれが知りたくて

インターネットやYouTube、
病院でもらった冊子や廊下に貼ってあるポスターなど
いろいろなところで情報をのぞいた。

結論から言うと今でも
原因ははっきりはわからない。

なんで今更こんなこと書くのかというと
10月はピンクリボン月間だから…

じゃあなくて ☜え!笑
(これも大切な月間です!)

一年前の10月12日、
手術をして右胸がなくなった日。

告知された日は忘れちゃったけど
手術をした日は忘れていない。

あの時のことを最近よく思い出す。

乳がんになった原因はわからない。

でも乳がんのリスク因子というのは
色々なところに出されている。

病院でもらった確かな情報から
スピリチュアル的な?噂レベルの不確かな情報まで
“わたし“はどうだったか共有してみようかなと思います。

乳がんはいろいろなタイプがあります。
女性ホルモンを餌にしているか、
HER2タンパクからの刺激の影響があるか、
スピードが速いかなど人によって様々。

わたしはやや速いタイプと診断されていますが
がんは数年単位で大きくなると言われています。

なので5年から10年前はどうだったか
変化があるところは少し昔もさかのぼってみます。

がんセンターのパンフレット
【エストロゲン(女性ホルモン)との関連】
⚫︎初経年齢が早い
→中2だった。遅い方だと思う。
⚫︎閉経年齢が遅い、閉経後の肥満
→まだ
⚫︎初産年齢が遅い
→32歳。遅い方かな。
⚫︎出産経験がない
→個人的な意見です。
 女性の社会進出を!と夫婦共働きを!と勧めるのは良いけど
 結局結構大変なおもいをして2人目とか考えられないし、
 そもそも子供を持つこともシビアな世の中。

 乳がんのリスクがあるって誰が知ってたかな。
 「そんなこと今言われても!」て思う。
 乳がんになってから知るのでは遅すぎる。

 違反をしてからこっそりみてて
 罰金をとる警察みたいになんか胸くそが悪い。
 
だから出産をしろ!と無責任なことは言えません。
だけどリスクがある人は検診と自己触診を強くお勧めします!

⚫︎更年期障害の治療で長期ホルモン補充療法を受けている
→約10年前に元々の生理不順のため婦人科に受診。ピルを半年くらい飲んでいたことがある。更年期治療ではないけどホルモンに関連する薬だった。(結局生理がちゃんと来るのが辛くやめた。)

【生活習慣】
⚫︎飲酒習慣
→ここ5、6年はほとんどお酒は飲まない。
 ノンアルコールビールを年に2回くらい。
 
→10年前は飲み会の機会は多かった。
 家では飲まない。週に1回、ビールや焼酎など5杯くらい。

⚫︎喫煙
→今まで喫煙の習慣は全くない。
 だけど周りで吸う人は10年前あたりは特に多かった。
 ライブハウスでもくもくの中によくいた。

→親も自分が小学生の時など家の中で喫煙していたのを覚えている。
 副流煙は昔から吸い込んでいたようにも思う。

【遺伝との関係】
⚫︎血縁者に乳がんになった人がいる
→父親の方の親戚に乳がんの人がいた。
 他にも肺や皮膚がんなど他臓器のがんの人もいた。

→ちなみに採血でわかる遺伝の検査BRCA1、2は
 どちらもネガティブ。陰性だった。

インターネットでみたウワサ
⚫︎チーズケーキや乳製品の摂取は?
→シュークリームが好きで良く食べていた。

⚫︎食事の欧米化
→パスタが好きで(今も好きだけど)
 お昼は冷凍パスタをチンしてよく食べている。

→朝ごはんはパンで済ますことが多い。
 以前は菓子パンが多かったけど今はトーストにしている。

⚫︎添加物や焦げ
→添加物とかあんまり気にしたことがなかった。
 特に子供が生まれてからは“時短“が最優先になって
 早く作れるレトルトのものとかよく使っていた。
 焦げてるとこは結構好きだった。笑
 
→今は難しいものを作ろうとせず、
豚汁とご飯と豆腐とか納豆とか鮭を焼くだけとか。
簡単にしてなるべく添加物いっぱいのものは頻度を減らすようにした。
でも月見バーガーとか好きなのはたまに食べる!笑

⚫︎がんになりやすい性格
3G(我慢、頑張る、頑固)自己犠牲をして働く働き者。

→仕事と家のことの両立で頑張っていました。
 風邪もよくひいていたけど、子供のことで休んでたし…と
 熱じゃなければ無理して歯を食いしばって仕事に向かっていました。

【スピリチュアル】
⚫︎生き霊?呪い?
→はじめ本当にそうかもと思っていました。

シークエンスはやともさんのYouTubeにハマって
人の念、想いって本当に強いと人に影響があるのかも
と怪談話じゃなくて体験話として話してくれるので
妙に腑に落ちてしまった。

人から恨みを買う生き方はしてきてないハズ…
と、思いたいけど時に自分の正義が
人を傷つけている時もあるかも知れない。

逆に自分の中でずっと許せていなかったことが実はあった。

“人を呪わば穴二つ”
人に害を加えようとして墓穴を掘るものは、その報いが自分にも及び、自分の墓穴も掘らなければならなくなること。
人を不幸に陥れようとすることは、自分もまた不幸になることを覚悟せねばならないことのたとえ。

産休に入る前と後にマタハラを受けたこと。

「保育園に預けて本当にちゃんと子供を育てることが
 できると思ってるの?」

この言葉を言われた時から悔しくて
毎日夜にその人の顔が浮かんで首を絞めていた。
(いや今思うと怖いな。)
(もちろん直接は害はあたえてません!)

でもだんだん毎日考えるのが馬鹿らしくなってきて
子供が1才のとき転職もして物理的に距離ができて
ほとんど思い出すことは無くなった。

許したんじゃないけど、
墓穴はスコップで埋めたような気がする。

⚫︎乳がん右胸か左胸かで意味が違うらしい

婦人系のがんはまとめると女性性の否定。
女に産まれて損をしたと思っている。

・人の問題ばかり引き受けて、自分の世話をできないこと
・罪悪感
・不当な扱いを受けたという思い
・心配事や不安を抱え込むこと
・自信の欠如
・愛情不足
・被害者意識

《右乳がんの性格》
強い性格でしっかりとした自分の考えがある。
物事はどうであるか、どうすべきか認識。
心の底に男性との争いによるストレスがあった。
大半は夫に対するもので腹が立つのを抑えて我慢するストレスがあった。

《左乳がんの性格》
相手の気持ちを思いやる優しいタイプ。
無理な仕事を頼まれて断れない、受け身の状況。
肉体的に過度な負担をかけていた。
負担のピークは診断の半年から1年ぐらい前から。

→私は右の乳がんだったけど、
どっちかというと左乳がんの性格かなあ。
え、まさか左もあるとか?!ないよね。

女性に産まれて損をしたとは正直すごく思ってた。

【陰謀論だ!と言われても気になる】
コロナワクチン接種について
→医療従事者ですので初めて摂取したのは
 かなり早い時期だったと思います。

 合計で5回摂取しました。
 

スピリチュアルゾーン以降は
特に“うわさ“や“不確か“極まりないので

「へー」とか「ふーん」くらいでながめてください。

もしも傷ついてしまったり
嫌な思いをしてしまった人がいたら
それは本当に申し訳ありません。

まだまだネットの海の中には
本当かな?と思う乳がんの原因があったりします。
電子レンジや携帯の電磁波とかとか。

でも結局は原因ってなんだ?
と思うと全てがそんな気にもなってしまうし、

でも私よりメチャクチャな生活をしていても
元気いっぱいな人だってたくさんいるわけで。

“私にも、それが起こった。何か/誰かの意図はなく。がんに罹った人は、原因を考えてしまうそうだ。暴飲暴食が悪かったんだ、睡眠不足が悪かったんだ、仕事のストレスが悪かったんだ、果ては水子の供養をしていなかったからだ、墓参りをしていなかったからだ、まで、様々に。でもそれは誰にでも起こる。 もちろん生活習慣を改善して、がんをある程度防ぐことは出来るだろうし、定期的な検診で早期発見に努めることも出来る。でも、もしがんになってしまったのなら、それはもうそういうことだったのだ。 誰にも起こることが、たまたま自分に起こったのだ。”

くもをさがす/西加奈子

“わたし“はもうこれだな、と思っています。

諦めたのとまた違うんだけど、
墓穴を埋めた感覚に近いというか、

なんだろうなんだろう/ヨシタケシンスケ

息子によく読む絵本のひとつ。

この自転車乗っている人の感じ。

原因を探し続けるのって
なんかちっとも楽しくないんだもの。

もう充分味わったから
今度は楽しい時間をなるべく過ごしたい。


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