最近、全然眠れない。心配なこと

最近、実は夜全然眠れない。
眠れない勢いでnoteにぶつけようと思ったけど
そんなことしたらすごい文章になっている気がする。
なるべく昼間に投稿するようにしている。

今やっている抗がん剤のドセタキセルの副作用に
不眠というのもあるらしい。
それのせいかな、と太陽の光を感じながら冷静に考えてみる。

この4月1日から子供が進級して年中さんになった。

お昼寝が短くなり、なくなる勢いで、
帰ってくると夕方からぼーっとして

「ご飯食べたくない」
「お母さん好きじゃない」
と少し困ることを訴えて困らせてくれる。

環境の変化に弱いから相当疲れていそうだ。

昨日は帰ってから瞬きが多くて
ずっとぱちぱちしているのが気になった。
ただの瞬きじゃなくてわざとしている感じの。

いつも21時にはベッドで絵本タイムだけど
20時には絵本読み出してもうすぐ寝てしまっていた。

いつもここで離れずそばにいるので一回寝てしまい、
0時や1時などにトイレで起きてしまい
そのまま眠れない時間に突入してしまう。

昨日もそんな感じでうだうだ眠れずに3、4時と時計を見た。
次に気づいたのは6時頃で少し眠れたかな、
息子が起きて「おしっこ出る」の一言でばっと起き上がる。

眠いけど眠れない、体はまだまだ痛い。
（抗がん剤の副作用、関節痛中）
でも息子は保育園の環境の変化で疲れてるのが見てわかる。
瞬きをするのは心の風邪の引きはじめかもしれない。

今日は頑張って自宅保育することにした。

近所の公園は桜がやっと咲きはじめている。
たんぽぽもたくさん咲いていた。

たんぽぽたくさん

待って、待って。

4月に入ってから自分自身も変化の流れがきているのを感じる。

職場の先輩からメールがぽつんと入った。
ドセタキセルになってもし体調良かったら
少しだけ働こうかなとぼやいたのを覚えていてくれたのかな。

ただ人が増えたと以前聞いていたから、
わたしが入ったとて安定して入れる気もしないし、
迷惑になりかねない。職場の温度感が全くわからないから
上司へも報告連絡をどうしようか悩んでいたところだった。

先輩からのメールではまた人が辞めることが決まって
プラマイ結局マイナスで自分のシフトがまた増えるという
半分愚痴のような半分相談？のような内容だった。

結局、今月1日だけ午前の4時間程、シフトに入ることになった。

たった1日だけどそうなればウィッグどうしようとか、
浮腫み上がってしまった身体が制服入るか着てみたり、
心はそわそわしっぱなし。

新しく入ったベテランさんとは上手くコミュニケーション取れるか。
あ、休んでたから菓子折りも用意しないといけない。
みんなどんな風に受け入れてくれるだろうか。

わたしのナースシューズは捨てられていないだろうか。
入れ替わりが多いからわたしもやめると思われていただろうか。

丁度手術をして半年が経つので
先日保険会社のHさんが家にやってきた。

通院の手当の書類を取りにきてくれた。
通院一回1万円もらえる。

抗がん剤だけで1万2千円くらい、
採血は日によるけど2千円くらい支払っている。

「半年までなのでここで区切らせてもらいます。」

まだ抗がん剤は2回も残っているのに。
延期したりしたからずれてしまうことだってあるのに、
退院から180日というルールらしくて柔軟に対応できるものではない。

通院している以上手当は続くと思っていた。

まだ放射線の治療もあるし、ホルモン治療だって10年もあるのに。

今までもらえると思っていたのがなくなると思うと
こんなにも心細くなるのか。

がん保険に入っていなかったらもっと大変だった。

わかっているけど突き放されたようでショックだった。
（勝手にショック受けてるだけだけど）

担当のHさんいわくもうすぐ告知から1年経つので、

新しいがんの発症やがん関係の入院があれば、
また一時金や通院手当を受け取ることはできますから！
と励ましてくれた。

「そうですか。」と返事をした。

この人は保険の人だけど、
がんの人と今までどれだけ関わったことあるのかな。
「じゃあ、もしがんの転移や再発があったら連絡しますね！」って
こんなタイミングで告知の時のこと思い出されるとは、
(2度といやだよ。)

どんな顔して言ったかな、わたし。

でもネットで請求することも多い中、今回色々と素早く対応してくれて
直接聞ける相手がいるのは本当にありがたかったな。

これからは減っていく一方だ。
やっぱり少しでも働いていかなくては。

がんの治療も立派ないやな現実なんだけれど、

さらに辛い現実を急に突きつけられたような、
そんな心配なことが頭を駆け巡り、
夜さらに眠れなかった。

何を大事に優先するのかをよくよく考えないと
このままの流れに身を任せているといけない気がする。

仕事も求められるまま自分のキャパシティを超えて頑張れば
またがんに罹った時のようにストレスフルになる。
息子にも気を向けれずもしかして無理をさせてしまうかもしれない。

お金も大事だけど、やっぱり自分の身体が大事にしなくては。

今日は思う存分息子にお昼寝させてあげた。
その間にとりとめなく書いてみたけど、

少し頭の整理になった。