人が作ったものは食べるな

「病気にならない人は知っている」から一部抜粋

口に入れるものは可能な限り、自然界にあるがままの状態であるべきという考えかたです。料理法としてはローフードということになるかも知れませんが、この考え方は単に料理法に留まるものではありません。例えばりんごを考えた場合、病気に強い品種を作るために遺伝子組み換えが使われているものもあります。これは自然とは言えないので避けるべきです。りんごを例に挙げましたが、すべての果物、すべての野菜が遺伝子組み換えされていると考えた方が良いかも知れません。種子から改変されていますので。

野菜を育てるには現代農法では農薬や化学肥料が欠かせません。化学肥料には抗生物質やホルモン剤が含まれているかも知れません。農薬は種子とセットになって、ある種の農薬を散布した時に雑草だけが枯れて野菜は枯れないものもあります。(もXさX)。こうしてできた野菜や果物は50から60年前の栄養価の数分の1(ある調査では1/5)。つまり私たちの親やその親の世代と同じだけの栄養価を野菜から取ろうとした場合、5倍もの野菜を摂らないといけないことになります。これは現実的ではないということで最近ではサプリメントをありがたがって摂る傾向にありますが、これもまた人が作ったもので自然ではありません。

同じことは食肉、養殖魚、牛乳などの乳製品にも言えます。大量の抗生物質とホルモン剤、アレルギー源となり、遺伝子組み換えもされているとうもろこしなどの穀物を与えてなるべく早く太らせて出荷しようとします。

牛乳は高温殺菌すると酵素が死滅してしまうので人間の体内で消化されにくくなります。長期保存可能なようにホモジナイズ加工(高速回転させて牛乳の分子を分離、破壊する)することで長期保存可能にしたがこれもまた自然ではない。高速回転で小さくなった分子は動脈壁を傷つけ、LDLコレステロールが付着し動脈硬化の原因になる。

最近、骨取りされた魚の切り身があるが、これらの魚のいくつかは、細かい大量の注射針を指して旨み(油脂や化学調味料)を注入しているものさえある(加工肉と同様の技術)

これ以上にも例を挙げればキリがないが、加工され自然ではなくなった、形だけ自然っぽい食材は健康に良いか?良いわけがないと私は思っています。

しかし上記に挙げたような食材を購入し自炊をするのであればまだマシと言える。今はそれを食べるのを疑問にも思わないくらい多くの人がインスタント食品、冷凍食品、化学調味料、レトルト食品、と自然ではない食べ物のオンパレードです。悲しいくらいに。。。

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