昔の自分に伝えたいこと・・・歩き始めて歩き続けよう。いつでも「今から」始められる。


今回の内容は、「昔の自分に伝えたいこと」よりも「今の自分が再認識すること」のほうがいいと思う。

三浦雄一郎さんの『人生はいつも「今から」』と言う本の紹介を見て、三浦さんの本を四冊まとめて読んでみました。

「歩き続ける力」と言う本に、『全ては「一歩」の積み重ねと考える』と書いています。これには、二つの意味があります。

一つ目は、エベレストに登るには一歩一歩、歩く、頂上まではこの一歩一歩の積み重ねだと言うこと。

二つ目は、登るために必要な行動をすること。計画して、トレーニングすると言うことです。

三浦さんは、65歳の時、身長164cm 体重は90Kgあり、検査の結果、血圧190、高脂血症、糖尿病の疑いと診断され、このままだと、数年で人工透析、「3年以内が危ない」と余命宣告されました。(「歩き続ける力」より)
別な本によれば、60歳で、体重88Kg、高血圧、高血糖、高脂血症、さらに不整脈、狭心症も起こしかけていたとのこと(「歩けば歩くほど人は若返る」より)とのこと。

その後、目標を設定して、トレーニングをして、70歳-エベレスト登頂、75歳-二度目のエベレスト登頂、80歳-三度目のエベレスト登頂、88歳-アクアンカゴラ挑戦

体重、90Kgの高血圧、高脂血症、糖尿病でも、5年間トレーニングすることで、エベレストに盗聴できるだけの体力に回復できると言うことです。

その具体的なトレーニングは、まずは歩くこと。「歩けば歩くほど人は若返る」によれば、アンクルウェイトをつけて、重り入りの靴を履き、リュックに重りを入れて、ゆっくりと歩く。「ヘビー・ウォーキング」と名付けたそうです。他に、低圧トレーニングなどもしていますが、基本はこの「ヘビー・ウォーキング」です。半月板を損傷していた膝の痛みも無くなったとか。


ところで、若いことからいろいろな冒険をしてきた三浦さんがなぜ、60歳、65歳の時に、メタボになったのでしょうか。本によれば、目標がなかったとのこと。講演会などで、話をして、御馳走三昧だったのそうです。つまり、もう「上がり」の人生を送っていたと言うことですね。

なぜ、また、エベレスト登頂の目標を立てたかなどは、書籍をご覧ください。

■教訓■
65歳からでも、節制、トレーニングすれば、5年後にエベレストに登れるほどの体力に回復する。
65歳からでも始められる、遅くない。だったら、いつでも遅くない。
さらに、88歳-アクアンカゴラに挑戦してます。と言うことは、80歳くらいでも、遅くないのです。

「人生で、今日が一番若い」のです。(「やめる勇気、やり遂げる心」より)


■元気になる本を読みました。

以下、紹介します。

「やめる勇気、やり遂げる心」元気がでます




「歩き続ける力」 心構え、トレーニング方法、何をしてきたかなどわかりやすいです。




「歩けば歩くほど人は若返る」 歩き中心のトレーニング方法がわかりやすいです。アンクルウエイト、靴、ストック、ジャケットなどの紹介もついています。


「人生はいつも「今から」」  70歳で登頂するまでの話です。少年時代から、60歳での引退、再度挑戦、トレーニングなどが書かれています。



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