新入社員に伝えたいこと・ ・ ・成長する、進化する: 2つ目

2つ目の成長テーマは「効果的に仕事を進める力をつけること」 です。このための進歩、スキルアップのためのヒントを整理しました。

「効果的に仕事を進める力」についてはいろいろな本があります。「時間管理」「目標設定」「人の動かし方」「コミニケーションの方法」などいろいろなテーマで本が出ています。いわゆる自己啓発本です。

どの本も、参考になると思うので読んでみるといいと思います。

特別素晴らしいアイデアがあるわけではありません。どの本でも同じようなことが書いてあります。何冊か読んで自分のやり方を見つけると良いと思います。


ただちょっと気をつけることがあります。

それは、「効果的に進める活動は、目的にあった活動であること」です。目的に合っていない活動をいくら効果的に進めても無意味です。進む方向が違えば、どんなに早く遠くまで進んでも、決してゴールにはたどり着けません。

次にその活動は「正しい活動である」ことです。小手先でごまかすような活動ではいけません。
例えば、口先で上手いことを言って説得して動いてもらってもダメです。ごまかしの活動でも一時的にはうまくいくかもしれませんが、長続きしません。
その活動が、自分にとって「恥ずかしくない」活動であることが大切です。

良い活動かどうかどうか見分けるのは比較的簡単です。
「言ってること、やってる事は誰に聞かれても誰に見られても困らない、隠す必要はない」ならば大丈夫でしょう。そうでなければ、きっとどこかに嘘があります。きっとどこかにごまかしがあります。きっとどっかに無理があります。自分でそれに気づいていないだけかもしれません。


さて、自己啓発の本について紹介しましょう。

本を読んでみると、その場限りの小手先のやり方が書いてあるものがおおくあります。「第一印象が大切だ」「見た目が大切だ」「伝わる話し方」・・・どれも大切です。でも、その前に、内容が大切です。

例えば、外国語を良い発音で話せるとスマートです。でも、本当に重要なのは、その外国語で話す内容です。「第一印象」「見た目」「話し方」どれも、「発音」をよくする方法です。
話す内容が貧弱なのに、ネイティブっぽい発音の練習をしても意味ありません。

自己啓発本も、テクニックの本よりも、ゴール設定などの方が大切です。テクニックの本はわかりやすいので、「おやつ」のように読んだら良いと思います。主食には足りません。

主食としては「7つの習慣」をお勧めします。間違いはないと思います。

さらに、ビジネスマンとしては、ドラッカーの本を勧めます。読みやすいところでは、
・マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
・プロフェッショナルの条件 はじめて読むドラッカー (自己実現編)
・チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
・イノベーターの条件
・テクノロジストの条件 はじめて読むドラッカー (技術編)
などがあります

だんだん読んでみると良いと思います

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