新入社員に伝えたいこと・ ・ ・得する働き方はあるのか

一生懸命仕事したら報われたいです。少ない労力でたくさんのアウトプット出す方が良いわけです。

みんなで何かをしてる時にさぼってる奴がいる。その時に「あいつずるい」と思います。サボってもサボらなくても結果は同じ場合に「ずるい」と感じます。

給料が決まっているサラリーマンであるならば、なるべくサボったがいいのでしょうか。「ずる」した方が得なのでしょうか。

結論は「だめ」です。でも、今日明日だけならば「ずる」して特できるかもしれません。

会社は、仕事をしてお客様からお金を貰います。そして社員に給料を払います。給料以外の支出も含めて原価になります。なるべく少ない原価でたくさん売り上げた方が良いわけです。この原価と売り上げを、3ヶ月、6ヶ月、1年の単位で区切って評価します。この時間ごとに評価します。

個人を会社として見た場合には、会社に提供する労力が原価です。そして給料が売り上げです。そうすると労力が少なくて売り上げ、つまり給料が多い方が良いわけです。

ところが、給料は過去の実績でも変わります。新入社員と10年仕事をしてる先輩とが同じ売り上げを上げても、新入社員と先輩とは同じ給料になりません。基本給が違うからです。

給料には、基本給の部分と、その時その時の成果で決まる部分があります。基本給はこれまでの働きを評価して決めます。これを上げるためには、会社に貢献した実績が必要でする。例えば、今年成果をあげても、基本給が上がるのは来年以降です。

サボるやり方は、自分の作業量を減らすやり方であり、会社の業績を上げることにはなりません。このやり方の場合、基本給は上がりません。

さて、結論です。

今日頑張った分の給料アップは、来年再来年です。がんばって働いた自分と、仕事をサボってた同僚と同じ給料では割が合わないと思うことがあります。

でも、今は同じ給料でも、来年再来年になって差がついてきます。
短期的な、作業量と、給料だけを見て、公平不公平だなどと考えない方が良いです。


ただし、考えることもあります。その仕事でスキルアップしてるかどうかです。人よりもたくさん働く時、その本当の成果は、残業代ではなく、そこで得た経験や知見です。その経験や知見は、自分の将来への投資です。

だから、この仕事で何を得るのか、何をものにするのか、そういうことを考えて仕事をしましょう。
得るものは、技術的なスキルだけでありません。信用や、人とのつながりも財産です。何を得るのか、意識することによって、より効果的にパワーアップすることができます。

私は、指示された仕事をきちんとやることしか考えていませんでした。考えが足りませんでした。意識していれば、よりたくさん世の中に貢献できてかもしれません。

具体的には
会社、自分のいる部署のミッションを考えて、そこで自分がどんな役割を果たすかを考える。
そして、一つ一つの仕事で、どんなスキルを身に付けるか考え、それが身に付くように努力する。

このようにしていけば、とても役立つ人になります。機会も広がりチャンスも増えます。広い意味で実力がついてくれば、自分のやりたいことを変えることもできるでしょう。

「得する働き方」は心がけ次第です。仕事への取り組みは、自分への投資です。その投資で何を得るかを考えて取り組みましょう。からなずものになるとは限りませんが、何も考えなければ、得るものは少ないです。
すべては心がけです。意思、心がけはとても大切なのです。

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