若手社員に伝えたいこと・ ・ ・良い報告も早い方が良い。喜びは早く共有しよう

まず悪い報告から考えます。悪い報告をする背景に、「どこかに困ってる人がいる」ことがあります。だから早く対策をして困ってる人を助けるのです。

これは、マイナスの状態をゼロの状態にすると言うことです。

次に、良い報告について考えます。良い報告をするときは、少なくともマイナス状態ではありません。
報告をしたからと言って、すぐに何が変わるわけでもありません。すぐに良くなるものもありません。

では何のために報告をするのか。

それは、喜びを共有することためだと思います。さらに、うまくいったこと、嬉しいことを共有して、今後もそういうことがいっぱい起こるようにどうしたらいいかを学びます。

だから、「よかった、よかった」と終わりにしてはいけません。成功体験として心に植えつけることが必要です。

良い報告は、この「状態をより良い状態にする」ためのものです。良い状態にするには、時間がかかります。すぐに効果は現れません。早く報告すると、すぐに良くなるものではないのです。その点が、「すぐに報告しろ」と言われないところだと思います。

でも、早く喜びを共有すれば、その効果は早く出るのです。だから嬉しい報告も早い方がやっぱり良いのです。

整理すると、

短期的に、今やってることだけを考えるならば、「うまくいった当たり前のことがうまくいった」と言う報告は不要です。長期的な成長を考えている人にとっては、喜びを共有することは大切です。うれしく、楽しく仕事をして世の中に、より多く貢献しようとするならば、良いことの報告も重要です。

言われたことだけを、間違いなくこなして、怒られないように仕事をするならば、良い事の報告は不要です。悪い事だけ早く報告し、対策すればいいのです。

どちらを取るかと言えば明らかです。良いことも早く報告して喜びを早く共有しましょう

なんに関しても、目的を考えることが大切ですね。


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