新入社員に伝えたいこと・ ・ ・他社でも役に立つ力をつけよう

今のこの会社だけしか役に立たないようではいけません。悲しいです。いつ今の会社を辞めても、別の会社に行くことができて、給料も上がる。そういう力をつけることです。

実は、他の会社で役に立たないような人は今の会社でも役に立たないのです。

同じ仕事であるならば、どこでも役に立つ普遍的な力をつけてください。今の会社のやり方は、その普遍的なやり方の、一つの流儀であると言うことを理解しておくことです。

そう言う力をつけるにはどうしたらいいのか、考えてみてください。

仕事を通して学ぶのが一番です。何か仕事をしたら、その仕事に関しては、教えることができる位プロになることです。

何か新しいことを始めるときには、その仕事の進め方の計画に加えて、自分がその仕事を通して何を身に付けるかも計画しましょう。そして実行しましょう。

何かのプロジェクトが終わったら、そのプロジェクトで何ができるようになったか再確認しましょう。実務を経験したことについては、ちょっと付け足してでも、理論を勉強しておきましょう。

こういうことの積み重ねが、とても大切です。それで得た知識も大切ですが、このようにして一つ一つ勉強していく習慣をつけることがもっと大切です。

補足します。「それは一般的でなく、この会社特有のことである。従って力を入れて勉強する必要ない」と言う態度は間違っています。

どこの組織でも、たいていのことは、その組織の固有のやり方になっています。だから、標準的なやり方からその会社のやり方にカスタマイズして実施するやり方を理解することです。

その会社のやり方は、実際に使えているやり方なので、それをきちんと理解することはとても大切なのです。実践は、実際に使っていることからしか学べません。




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