新入社員に伝えたい事・・・会社でなにをしますか

私が入社したとき、何のために会社に入ったかなど、考えたこともなかった。

学校を卒業したら、どこかに入社するものだと思っていた。そして、入社したら、先輩のいうことを聞いて、早く仕事ができればいいと思っていた。IT系なので、早く良いブログラムが作れればいいと思っていた。

最近、定年になった。今思うに、新人の頃から知っていればよかったことはたくさんある。

仕事を始めた頃から知っていたらどうだっただろう。書いて見ます。

まず、原則。
「仕事をとおして世の中に貢献する」のだということ。

会社を選んで就職した。その会社は世の中のためになっている。会社は世の中に役立つことをして利益を上げている。だから会社の利益になるように仕事すれば、世の中に役立つ。よく分からなくても、会社で必要な仕事をしていれば世の中に貢献している。

このことは考えたこともなかった。

そうすると、やってはいけないことは、世の中の役に立たない仕事だ。詐欺などはダメだ。たまたま、私は、みんな知っている会社に就職したので、そういう心配はなかった。

詐欺などをしている会社に就職してしまったらすぐにでもやめてください。

私は、社会人としてより多く世の中のために役立つ力をつけることを考えるべきだった。私は技術者だったので、技術力を付けることを考えていた。参加したプロジェクトがちゃんと利益を上げることなどは考えていなかった。でも、お金をもらえない仕事をするようでは、本当に世の中の役に立ってはいない。私が参加したプロジェクト、配属された部署が、真っ当な仕事をしていたので、その中で頑張れば良かったのはたまたまだった。

世の中には間違いもある。反社会的勢力の仕事をしている人や、足の引っ張り合いをしている人も、その中で偉くなることがある。でも、長くは続かない。少なくとも、何世代もうまくいくことはない。ずるしてうまくやっている人を羨む必要はありません。ずるを真似してもうまく行きません。
ブラック企業に就職してしまったらどうするか。まず、本当にブラックなのか。様子を見てください。逃げ癖をつけてはいけないのです。少しだけ耐えて見ましょう。でも、体を壊してはいけません。ダメだと思ったら逃げましょう。人生100年の時代です。やり直しをしましょう。

先輩のいうことを聞いて、真面目に仕事をしていた結果、だんだん力もついて、世の中にも貢献できたと思う。でも、これは、自分の意志ではあく、たまたまだったと思う。

どんな先輩について、どんな仕事を割り振られるかによって、たまたま伸びる人と、使えないようになる人がいる。これでは救われません。伸びる人になることを考えましよう。
まずは、「先輩のいうことを聞いて、真面目に仕事をする」ことで時間を稼ぎながら、今後の過ごし方を考えましょう。あまり考えると、「自分探し」だけで人生浪費します。

次回は、仕事への取り組みかたについて整理します。

まとめ
 世の中に貢献するために仕事をする
 悪いこと、役に立たないことはしない
 辛いからと逃げ癖をつけない
 ブラックからは逃げる
 真面目に仕事をしながら、今後を考える

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