昔の自分に伝えたいこと・ ・ ・手柄を取られても実害はない。宣伝になる。

世の中にはいろいろ説明がうまくて、何もかも自分がやったと言う人がいる。せっかく苦労して、周りとの調整もして、やりきった仕事を「俺がやったんだ」と言われるとたまったもんではない。

でも、実は、そう言われることは「その仕事はうまくいった」「成功した」と言うことです。うまくいかなかったことに関しては、俺がやったんだと自慢する人はいません。

表面的な手柄は人に渡していいのです。すでに仕事を終わった時点で「仕事を通しての学び」は完了しています。仕事の醍醐味はすでに味わっているのです。

そして、次にまた同じ仕事が発生した時は、自分はすでに経験者です。困難な仕事であれば、又回ってきます。そして、「俺がやった」と手柄を取った人は、経験者ではないので、同じことはできないかもしれないのです。そうすると、多分、仕事を回してくるでしょう。自分でできないので、あなたから離れられないのです。

なるべく多くの人に、成果を渡しておけば、あなたからは離れられない人が増えます。

整理します
「手柄を取られる」と言う事は、仕事がうまくいったことを認める人がいると言う意味です。良いことです。

手柄を取った人は、その仕事があなたの成果だと知っている人です。同じ仕事があれば、頼ってきます。

ところで、
成果を部下の手柄にするのはとても大切です。これは比較的渡しやすい。「部下が頑張ってくれた」とPRすればいいです。

成果を同僚の手柄にするのは大変です。施しはいけません。でも、自分から取っていってくれるのであれば簡単です。

成果を上司先輩の手柄にするのは難しいです。サポートしてもらったので、うまくできたと素直に言うくらいでしょう。でも手柄を取っていってくれるならば、話は簡単です。部下の手柄を取るような上司先輩はいまいちだと思います。でも、いまいちだと言うことを周りの人も知ってるから気にする必要ないです。「本当は誰がやったのか」を周りの人も気にします。

結局、実際に仕事をして成果を上げたのが、自分であることは事実です。手柄を横取りして、「これは俺がやったんだ。偉いだろう」と仕事の成果を宣伝してくれるので、ありがたいことです。自分が良い成果を上げて、良い経験をしたんだと言うことで満足していれば、だんだんチャレンジする仕事も増えて、スキルも上がり、良い成果を産むことになります。

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