若手社員に伝えたいこと・ ・ ・より広く、より永い評価が嬉しい


自分が所属している組織の中で頑張って、良い成果を上げたとします。立派なことです。でも、別なことをしてでも、もう一つ上の組織の中で良い結果が出ればもっと世の中に役立ちます。

会社の中で良い結果が出るのは良いことです。でも業界の中で良い成果を上げれば、より、世の中に貢献できます。自分のやってる仕事が、業界で役に立つのはとても良いことですが、日本のためになればもっと嬉しいです。世界のためになればもっと世の中に貢献できます。実は会社にとってはそんなに役に立たなくても世の中に貢献できる事はあります。

自分の所属している組織の為にはなるけれども、会社のためにならないことは、会社としては進められません。

同じように、会社のためになるけども日本のためにならない事は、日本国民としては良くないでしょう。

世界の人々の害になる事は、一時的に会社や日本のためになってもやってはいけないことです。

なるべく広い範囲で、良いと思われることが、結局良いことです。自分の所属している部署よ李も、会社全体、それよりも、業界、さらに、日本全国、世界.なるべく広い範囲で役に立つほうが世の中のためです。

自分のいる、狭い範囲だけでなく、広く考えましょう。例えば、極端な例ですが、反社と言われる組織では、その組織内での評価基準が世の中の評価基準と一致しません。

世の中の評価基準と一致しない以上、所属している組織よりも大きなところでは活躍できません。より広い範囲で評価されるような活動が大切なわけです。

時間軸で考えても同じです。今日、明日、良いこととして褒められることも、5年後、10年後に褒められないとするならば、それは一時的なものです。結局よくないことなのです。

今日明日だけではなく、5年後、10年後にも役に立つことをやりましょう。

とは言っても、今日明日、生き延びないと、来年再来年もありません。せめて来年再来年によくないと言われるようなことはやめましょう。そして今日は今日で、明日に向かって努力をしましょう。

信念を持って、正しいと思うことをすれば、良い成果を上げることができます。

その結果、死んだ後、立派な人と言われて、教科書に載って、顔写真が、お札になるかもしれません。それは立派なことです。でも、死んだあと、褒められても、嬉しくないかもしれません。そのバランスは、個人の価値観です。

振り返ってみたときに、恥ずかしい事はしないようにしましょう。

評価は、見知らぬ人が、後からするのです。


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