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女子高生、ニューヨークの話がしたい

ニューヨーク。
それは誰もが憧れるVIPでお洒落な街。世界中の金とエンタメと政治と経済とまぁ色々集まる大舞t…じゃなくて。

ここで話したいのは東京吉本15期生お笑いコンビ、ニューヨークだ。Googleだと恐らく先述した都市の次に出てくる方。しょうがない、相手はAmericaのNYですから。2番手に甘んじようではないか。

ニューヨークはファンである私の贔屓目を抜いても今年相当キテるコンビだ。
昨年のM-1グランプリで初の決勝進出。結果は最下位だったものの、ツッコミの屋敷さんが審査員の松っちゃんに「最悪や!!!!」なんて噛み付いたのは記憶に新しいだろう。それどころか今年のKOCは準優勝だった。


しかし、普段1女子高生として生命活動を送っている私は、お笑いに興味のある友人と話していても「ニューヨークが今1番好き」と言うとちょっと鼻で笑われる。べらんめぇ。ここで彼らの話をしてやろうじゃねぇか。

手を振りつつ客の前に現れ、アイドルのような人気を誇る、所謂第7世代なるものが台頭する風潮がある中、確かに我らがニューヨークはその路線を大いに脱線している。多分無限大ホールから彼らの運転する列車に乗ったら北東へ北東へ進んで、すぐに本物のニューヨークへ着いてしまう。(やかましい)

だって米津馬鹿にするし。
好きじゃない女を沢山抱け!!とか言うし。
というか基本世の中を嘲笑ってるし。

否、そこがいいんじゃないか!!!!!!!!!!なあ皆!!!
ニューヨーク最悪や!!!!ほんっと最高!!!てかニューヨーク、YouTubeやってます!!!!!!

ゴホッゴホゴホ…(三密は避けてます)
興奮して宣伝とかしてしまいました。すみません。
気を取り直して、ニューヨークが万人受けしない理由というのはこの、「生意気に世間をいじり倒す」ってとこだろう。うんうんわかる。女子が嫌うタイプの芸風よな。

2人とも世間を斜め上から、というよりは斜め下からメンチを斬りつつ
「へぇ、こんなん流行ってるんや。おもろいやんにぃちゃん1発コラボしたりましょか〜」ってニヤニヤしながらネタにしてるイメージ。腹立つよな、うんうん。

ところで、起承転結で言う「転」のパートに入りたいと思う。視点を移します。はいドーン。

かくいう私はめざましテレビの街頭インタビューで出てくる女子高生等とは程遠い、片田舎のただのお笑いオタクだ。キラキラしたものには四六時中反抗しているし、何ならそういう奴らにこそこそあだ名つけたりして遊ぶタイプ。我ながらいい感じに捻くれてる。でもこういう奴って一つのコミュニティに一定数いるんじゃないかな。


そういう偏屈な奴らの気持ちを「俺らもそんなん思うで〜アホらしいわ〜ネタにしたろ!」とサンパチマイク挟んで真面目な顔してわざわざ電波に流してくれるのが、そうニューヨークなのだ。
勿論、代弁なんてしてないと思う、というかしてなくていいのだ。自分たちが1番正しいと思って皮肉屋みたいなことをしてるんだから。潔い。そういうところが最高だ。

私の尊敬する講談師、神田伯山さんは大人の本音が聴ける場所がラジオだった、などと仰るが、私にとってニューヨークの漫才やコントもそういう面ではラジオとニアイコールの関係だ。まぁ大人の本音と言えど、捻くれまくって元に戻っちゃったみたいな、偏見に溢れた大人の男2人だから異論は認めるけれども。


でも世の中は、学校の先生は、多面的に物事を考えろなんて綺麗事言ってるけど、大抵の人なんて1面しか見ないで流行に飛びつくでしょ?

それに比べたら流行の周りでわちゃわちゃしてる人達の背中取ってニヤつきながら尖り散らかしてるニューヨークの方がなんか信頼できるし、かっこいいと思っちゃう。


なんだかんだ言ったが、取り敢えずニューヨークのネタを観て。正直ここまでは全部読み飛ばして頂いても構わない。公式がUPしてるネタのURLも2本貼っておきます。では最後に、

ニューヨークはわかる人だけわかればいい。だけどM-1でまた一波乱起こしてくれ!!!!ニューヨーク、YouTubeやってます!!!!


https://youtu.be/uryu6bYjz2Y?list=PLDCx5WcWNkqonROavZoQSV0rBVVJKiXXb

ラブソング
https://youtu.be/uryu6bYjz2Y?list=PLDCx5WcWNkqonROavZoQSV0rBVVJKiXXb

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