漫才 「好きなタイプ」
「いきなりですけど」
「漫才なんてそんなもんですからね」
「ポチャッコって好き?」
「勿論好きですけど」
「それは男として?」
「ちょっと話が違ってきましたね。因みにあなたはどうなんです?」
「うーん、もうちょっと男らしい方が好き。なかやまきんに君みたいな。」
「比較対象間違えてない?そもそもさ、私はポチャッコをあんまり男として見たことないのよ。」
「え何、おんにゃにょ子として見てるの?」
「うわキティちゃんみたいな発音してる」
「ツッコミ間違えてるよ。キティちゃんは猫であるだけでにゃーとは言いません。はい論破」
「めちゃくちゃ責めてくるじゃん。いや性別というよりポチャッコはキャラクターだからさ」
「あ、そういう思想?新しいね」
「いやマイノリティの尊重とかそういうのじゃないのよ。ついでに聞きたいんだけど、ポチャッコはどういうタイプの男なの?」
「ふわふわ子犬系塩顔男子」
「ポチャッコ限定の肩書きよ、それ!」
「いやスヌーピーもなんですけど」
「新たな人外出してくるのやめて⁉︎じゃあ因みにあなたの好きななかやまきんに君のタイプも聞いといてもいいですか?」
「ムッキムキ」
「薄!!」
「いやいやこれこそなかやまきんに君だけの特徴でしょ」
「男の3割当てはまるわ!」
「え?ばつまるもあひるのぺっくるもふわふわじゃん」
「それはおそらくぬいぐるみでしょ⁉︎で、なんでさっきからはぴだんぶいメンバーで攻めようとしてくるの?」
「え、え、え?」
「どうした?大丈夫?」
「え、質問なんだけど日本の男性ってさ、もしかしてサンリオピューロランド以外にも存在するの?」
「うん」
「うっそ…私さ、男はサンリオピューロランドにしかいなくてはぴだんぶいが男初のタレントだと思ってたわ…え…」
「……あ、あーうんそうだよ!今ちょっと嘘ついたわ!あはは!日本はサンリオピューロランドにしか男の人いないわ!うん。」
「そうだよね?ね!あ、ごめんこの後はぴだんぶいのサイン会あるの!お先します!」
「あ、ああ楽しんでね!
……そういえばなかやまきんに君ってサンリオピューロランドでは唯一無二のムキムキ一般市民なんだな…てことで一旦やめさせていただきます。」
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