コビトカバ-01

心に残る展示方法・その1

突然ですが動物園は好きですか?
私は好きです。

私にとって1番お馴染みの動物園は『恩賜上野動物園』
実家からも近く、子供の頃に遠足などでもよく訪れていたこの上野動物園に個人的にとってもオススメの展示方法をしている場所があります。

その場所は上野動物園内・西園の『アフリカの動物』コーナーにある『コビトカバ』と『カバ』の飼育場所。

順路的にはコビトカバ→カバの順番で飼育されているのですが、言葉だけの説明だとさっぱり伝わらないので、いらすとやさんの力をお借りしつつ図で説明すると…

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まず最初に遭遇するのはコビトカバ。
体長は150〜170cmで、初見での感想は『意外と大きい』
コビトカバと命名されているため、妖精のような愛らしいサイズ感で登場するかと思いきや結構ボリューミー。世界三大珍獣の1つで、日本では上野動物園を含めて4ヶ所でしか出会えない貴重な動物のはずなのにちょっとだけ残念にここでは思います。

そして、壁を隔てた次の場所に移動するとカバがいるのですが…





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うん、圧倒的にでかい。

ここでようやくコビトカバがコビトカバと呼ばれている理由がわかります。そして驚きのあまり、もう一回コビトカバを見に戻りたくなる。2頭を見比べるとその差は歴然で、カバは思っている以上に大きいんです。動物界最強とのウワサが流れるのにもとても納得します。

私がこの展示の仕方が好きな理由は、図鑑やweb上の写真だけでは感じることの出来ない、生で見に行くことによって体験できる圧倒的な驚きがあるから。見る順序も壁の配置も絶妙で、驚きのあまり思わず笑ってしまう楽しい体験。

私が感じたこの気持ち、ぜひいろんな人に体験して欲しいなぁー。これ絶対文章だけじゃ伝わってないもん笑

みんな大好きパンダさんやかわいい動物たちもたくさんいる中の動物園の表口からもそこそこ遠い場所にひっそり生息しているカバさん達ですが、上野動物園を訪れた際にはどうぞ忘れず足を運んでみてくださーい!

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