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熱しやすく冷めやすい私の選んだ生き方

私は熱しやすく冷めやすい性格です。

何かに興味を持った瞬間は、すっごい勢いで燃え上がります。
寝る間も惜しんで、それに熱中するし、寝ても覚めてもずっとそれについて考えていて、他のことが全く手につかなくなるような状態です。

なのに、数ヶ月経つともうすっかり冷めてるんですよね、だいたい。
で、熱くなっていたときに、ほとんど衝動的に購入していたグッズや道具を見て後悔するんです。
ほんのいっときのために数万円の大金をはたいた経験も1度や2度ではありません。

その時は反省するんです。
すっごくね。
で、不要になったそれらの道具をメルカリなんかで売り払うんです。

が、その数カ月後にその売り払ったものをまた使いたくなって、再度新品で購入する。
そして、やっぱり使わなくってまた売る。

それを3度も繰り返してしまったこともあります。
ちなみその時購入していたのは、ペンとかインク、絵の具など。
色を使って文字を書きたくて購入したのですが、何度もチャレンジした結果、私には色を扱うセンスが全く無いことを悟り、それ以降色物の筆記具を買うのはやめました。

そんな優柔不断な私ですが、【 熱する⇔冷める 】を繰り返しつつも継続しているものがあります。
それは、 “字を書く” こと。
書道ですね。

私が初めて書道教室に通い始めたのは小学3年生の頃。
ちょうど学校でも毛筆のお習字の授業が始まる学年でした。
そこから6年生の夏頃までお習字を続け、やめてしまったものの、高校の選択授業で書道を選び、大学時代には小学生時代に習っていた先生のもとに再び通いだし、社会人になってからも通い続け、妊娠出産を期に辞めてしまったものの、生活が落ち着いてきたころにまた再開。
5年前に地元から引っ越すまでずっと同じ先生に習い続けていました。
引っ越しを期に、一旦書道から離れてしまったのですが、やっぱり書道が忘れられず3年前から再び近所の書道教室に通い始めました!!

それから3年が過ぎ、今も書道を継続しているのですが、気持ちの波が激しいんですよね笑
継続してはいるものの、めっちゃ書きたい時期と、全然やる気の出ない時期があって。
正直「辞めちゃおうかな〜」って思うこともしょっちゅうなんですが、私は知ってるんですよ。
ここで辞めても、また書道に戻ってくるってことを。
だからやめられない。
やめたらいっときだけでもスッキリするだろうけどやめられない。
なんちゅーか、腐れ縁みたいな感じですね。
こんな感じで、なんとなーく、私は死ぬまで字を書き続けて行くんだろうな〜って思います。

一つのことに没頭して、めっちゃ真剣に日々腕を磨いている人、いますよね。
私もそれを目指してました、そうしてめっちゃうまくなってやろうって思ってました。
だけど、私にソレは向いてないんだな、ってことを悟ったんですよね。
私に向いているのは、断続的な継続?ほそぉ〜くなりながらも、たまにプツプツッとちぎれながらも、なんとなくだけどなんとか繋がってる。
そんな感じの継続が私にはぴったりなんだなって思いました。
気をはらず、気の向くまま、風の吹くままにゆらゆらと。

生き方の正解なんて一つじゃないんですよ。
十人十色。
本人にとってしっくりくればそれでいいんですよね。

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