BUMP OF CHICKEN結成24周年★★★★

本日、2月11日は、BUMP OF CHICKENの結成記念日、とされています。
正確には、バンドを組んだ日ではなく、今の4人のメンバーで、BUMP OF CHICKENという名を掲げ、初めてステージに立った日、なのですが。
長らく、重視されていなかったこの日。四年前に『20』と銘打って、20周年記念ライブが行われた頃から、リスナーは、特別な思いを持って、この日をお祝いしています。

私は、ここでも度々書いているように、生まれも育ちもぐちゃぐちゃで、体も弱くて、
ここまで、生きる予定はなかったです。
私の周りには、自ら死を選んだ人が何人もいますが、それを偶然とは思えない。私が、何かを引き出して、そちらの方へ導いているのではないか。
私が生きてていいんだろうか。また誰かを犠牲にするのではないか。
そんな思いが、心の深い場所に、ずっとある。

けれど、BUMP OF CHICKENと出逢い、私は、どんな自分でも赦して、とにかく生きていこう。その先に見つかる何かがあるだろう、と思えるようになりました。

前回のnoteに記した、前職退職時のこと。
過労とストレスで、嘔吐と不正出血を繰り返していた私は、倒れた時には、ひどい貧血と栄養不良になっていました。
病院のベッドで、点滴を受けている私に、Dr.は、かなり強い口調でこう言いました。
「このままの生活を続けると、あなたの余命は、あと3、4年。死ぬよ? まだ死にたくないでしょう? 生きたいと思うなら、すぐに生活を変えなさい」

その時脳裏に浮かんだのは、BUMP OF CHICKENでした。
私、まだ死にたくないよ。彼等の唄、もっともっと聴きたいし。これまでさんざん救ってもらったけど、まだ何も返せてないし。これからも一緒にいたいんだ、だから、今死ぬわけにはいかないんだー…

…その確固たる思いを旗にして、私は、職場との話し合いに臨み、ブラックな環境は変わらないと悟った時、大好きだった仕事を捨て、BUMPと共に生きる事、を選んだ。選べた。

その後も、いろんな事があって、人の人生って平等ではないなと痛感する日々だけど、
転職して、自活できていて、BUMP OF CHICKENのライブにも行けている。新たな友達もたくさんできたよ。
私が今生きて、きちんと心も身体も動いているのは、間違いなく、BUMP OF CHICKENがいたから。条件付き余命宣告をされたあの日、私に、仕事以外の大切なものが何も浮かばなければ、私は、あの選択が、できなかったはずだから。

BUMP OF CHICKEN、バンドを組んでくれて、続けてきてくれて、曲を届けてくれて、本当にありがとう。
今、私が生きて、これを書いている事が、曲が届いている証です。
私はその、生き証人として、これからも歩みを止めません。たまにつき座っても。いつも胸にはメロディーフラッグ。

結成24周年、おめでとうございます★★★★