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2021 Xデザイン学校ベーシックコース #03 エスノグラフィ(7/17) 振り返り

こんにちは。UX1年生の永井です。
この記事では、Xデザイン学校#03の気付きを書いていきます。

1. 過去の反省

ペルソナ/シナリオ法はあるが、ペルソナ法はない
 ペルソナを考えるときに、シナリオを書いてなかったなと反省。ユーザを可視化するためにペルソナは一つの手段。ペルソナを採用するなら鮮明度が足りない。解釈が人によって異なるのでシナリオも必要。
 カスタマージャーニーもサービスブループリントがセット。

利用時品質検証
 製品を2週間貸し、利用体験をインタビューする仕事があった。これは回顧型インタビューだったな。そうならないための事例も紹介されていたので、自社用にアレンジして提案しようと思う。

ユーザビリティ評価
 スマホアプリの検証で、指先やスマホの画面ばかり見ていた。相手がどう思ったのか、どうしたかったのかを探ることが重要。

2. 事業モデルと収益モデル、それらをつなぐデータ

事業モデルで喜んでもらい、収益モデルで儲けると理解した。芸人「さらば青春の光」の森田さんが似たことをいっていた。

YouTubeは赤字覚悟の企画で視聴者を集め、低予算の動画で収益を得ている。どうしてもやりたいアダルト企画があり、製作費が100万円を超えた。広告が一切つかず製作費がそのまま赤字になったが、チャンネル登録者数が増え、トータルで儲かった。

さらばの強みは、低予算の動画も面白いところ。事業モデルで人が集まっても、収益モデルが魅力的でなければ継続しない。
 従来は、事業モデルと収益モデルが重なっていることが多い。先のYouTubeでも動画で集客し、動画で儲ける。
 DX時代では各モデルはそれぞれ異なり、それらをデータによって繋げて儲ける。ヤフーは検索エンジンを無料で提供し、検索ワードを収集。そのデータから未来予測をしてECサイト事業主に売る。

3. チーム発表: 講師のコメントと自分なりの解釈

それって儲かるの?
儲からずサービスが終了したとき、関わってきた人々を不幸にしてはいけない。

技術ドリブンになってない?
今までできなかったことを技術で解決することは、UX関係ない。

私たちだからできる。私たちだからやりたい。パーパスは何?
 私には「技術」があるからできます。「技術力をもつ」私たちだからやりたいですになっている。「熱意」「夢」「存在意義」の裏付けに技術があってもいいが、技術が上位になることはない。

サービスを使うと未来予測の精度が上がる
 サービスを使えば使うほどご利益があり、抜け出せない。ご利益とは割引ポイント/クーポンではない。
 amazonでビジネス本を買えば買うほど、おすすめのビジネス本が紹介される。嬉しい。一方、冷凍庫を買った後におすすめの冷凍庫を紹介されても嬉しくない。価格が安くなりました通知は最悪。購入後の行動(たとえば作り置きレシピとか)にアプローチしてほしい。

(あるチームの発表冒頭)「みなさん、子どものころに憧れた職業に就いていますか?もっといろんな職業があることを知っていたら、未来は変わっていたと思いませんか?」

とても心打たれた。「私たちはこれらの後悔を未来の子どもにさせません!」からのサービス内容の尻つぼみ感がなんとも…。今後の発表が楽しみなチーム。

4. 雑記

昔から、なんだかよくわからない人間相手に商売していたのだから、確実性のある商売などない。選択肢、文脈が少なかっただけ。娯楽が少なかったから、ボーリングやスキーブームが生まれた。映像媒体が少なかったから視聴率が高かった。現在は文脈が多すぎてて、不確実性が高い?

「エスノグラフィをしないと、デザイン思考ではない」という罠。エスノグラフィでも、行動観察でも、ソーシャルリスニングでも、顧客のインサイトがわかれば何でも良い。その時の前提条件や制約条件によって、最適な手段を選ぶ。そこにも目利きが必要。

デザイン思考→気になるなら、とりあえず行動すればいいじゃん思考。たぶん違う笑。

5. 最後に

今回の講義の後に懇親会が開かれました。私は21時から参加し、気づけば1時(笑)。とても楽しい時間をありがとうございました!
 いろんな気付きを得られたので別途、投稿します。

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