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ラーメン我慢、かつお節ビール、新聞記者

久々に家系ラーメン固め濃いめ多めが食べたくなったのだけど店まで行ったら混んでて諦める。単純にカロリーや塩分の話もあるけれど、人がぎっしりと入っているラーメン屋に入るのには覚悟がいる。少なくともスープが飛沫になってるのはティッシュ箱の染みなどから分かったりもする。

家に帰っていつもの nosh に麦飯卵かけご飯に減塩味海苔に減塩味噌汁。健康的だと思っていたら熱中症予防に塩分を取れと言われて混乱する。我慢しなくていいなら普通の味噌汁を飲むし、大根の味噌漬けなんかも好物なんだけど。

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ワクチンの副反応も腕の鈍痛程度になってきたし、蒸し暑さにやられたのでビールを解禁。ワクチン摂取前は随分と酒を飲んでいなかったし、ラーメンも我慢したのだからこれぐらいは良いか。

禁酒したりしなかったりの方針がブレブレで自分の意思力の弱さを痛感するが自分にとって問題なのは深酒による頭痛や早期覚醒だったり、おつまみにスナック菓子やバターピーナッツなどを食べてしまうことだったので、ウィスキーや焼酎やストロングゼロなどを諦めたり、お酒の味わいだけを楽しむようにすれば問題は少ないのかもしれない。IPA系のクラフトビールはおつまみがなくても満足感があるし、1缶分をゆっくりと飲める。

そう考えると、かつお節ビールなんてのもキワ物と言い切れないのかもしれない。おでん汁割りなんてのがあったけど、それを洗練させた感じ。大根の味噌漬けとも合いそう。

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『新聞記者』を観る。なかなか攻めた内容であるが結果として日本の表現の自由そのものを担保する実例になっている。新聞記者役を引き受ける日本人女優がいなかったことから韓国人のシム・ウンギョンが演じており、アメリカ帰国子女とすることでイントネーションの問題や日本的ななぁなぁに流されない必然性を持たせているのがプロデューサー力を感じる。

その一方で内閣調査室が薄暗い部屋でパソコンを叩いてネトウヨを扇動する組織にされていたり、森友・加計問題に生物兵器が云々と出てきてリアリティラインが無茶苦茶にされてしまうというか、そこで変な事実をだそうとしないで隠蔽する圧力部分の描写に力を入れてほしかった感がある。その上で伊藤詩織さん事件をモデルに誰にでもわかるようなゴトウサユリという役名かつ微妙に改変して描写することこそがセカンドレイプ的でしんどい。

北関東連続幼女誘拐殺人事を元にしたと思われる『チェイス』についてもフィクションだから自由な発想でとなる以前の手続きをすっとばしているだけになってしまっていて道義的にも娯楽の質的にも問題があったのだけど、この辺りは事実を強く想起させるフィクションの構造的な問題を感じたりもする。

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