忙しさに、なまける。

忙しい時は、よく考えていないことが多い。
そもそも忙しいとは、「ココロを亡くす」ということが語源らしいから、その通りなのでしょう。

漢字の成り立ちを考えると、昔の人たちの叡智を知ることができる。

昔々の漢字を作った時代でも、忙しい人たちは、ココロを無くしてしまっていることに気づいていたのでしょう。

最近は仕事が忙しいなぁと感じている。
もちろん忙しさは充実しているような、
仕事中毒のような感覚をもたらすので、
その場ではいいのだけれども、
張り詰めた糸のようにずっとつよく引っ張ると
ある一定の線を超えてしまうと、
ぷっつーんと切れてしまうこともある

会社に入って2年経ったころに
仕事を任されて、それが嬉しくて
安請け合いでどんどん仕事量が増えて
その糸がほんとうに切れてしまいそうだった
そんな時もあったから、
いまは適当にやるときは、
ほんとうにてきとうにやることにしている

忙しさになまけないように
忙しさに隠れていた副作用で
じぶんが毎日をたのしいと感じられなくなったらそのときは仕事だからではないのだ

たかが仕事
されど仕事

よくよく考えれば、90年したら終わってしまうゲームに生きているのだから、そこまでは深刻にならずに、なんかおもしろいぞ、こんな感覚をいつももっていたい。