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ぶっコミ@みやぎ

こんにちは!萌です。

秋田県でのぶっコミを終えて、宮城県へ移動してきました!
前回のレポートはこちらから。↓

1. ふさやま氏の策略

東北地方を攻め入るにあたって、何か布石を打てないかと考える戦略家、ふさやま氏がおったとな。
国公立大学の先生は、すでにコミュニティナースのことを知っている可能性が高いと見て、東北地方の大学で在宅看護もしくは地域看護の教鞭を取られていて、コミュニティナースと相性の良さそうな研究をされている教授を調べ、各学校1人ずつにメールを送ったそうじゃ。

すると、よもやよもや!宮城大学の安齋先生という方からお返事が届いたではないか!ありがたや…ありがたや…。

コミュニティナースのことは、株式会社設立時からずっとご存知だったとな。西日本の方の話だなあと思っていたけれども、最近全国的な活動になってきたから話を伺いたいってちょうど思ってたときに、ふさやま氏からメールが送られてきたということじゃった。

こりゃあ、参った!ふさやま氏にあっぱれじゃな。

事前にオンラインでの打ち合わせも行い、
『学生たちが、看護の力をベースにいろんなところで活躍してほしい。先駆的に活躍するモデルをどんどん知ってほしい。』というご所望もいただいたとな。大学での講義に間に合うよう、いざ陸奥国へ行かん!!!

2. 感想カードを一部ご紹介!

今回は、宮城大学2年の看護学生に、地域看護学概論の授業の1コマをいただいてお話をさせていただきます。
このお話が何かのきっかけになったらいいなと思い、宮城県で活動されているコミュニティナースのさとちゃんこと、鴫原さとこさんにご協力いただいて、2人でぶっこんできました!

2020年にさとちゃんにインタビューをさせていただいたのですが、そのときの記事はこちらからご覧いただけます。↓

さとちゃんから、コミュニティナースの説明や全国の実践例を、私から、学生のうちにできることは何か、を話させていただきました。合計90分も!なんと贅沢!

実際の講義の様子

授業後の感想カードにはたくさんの嬉しいメッセージが綴られていました。その一部を抜粋してご紹介します^^

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『そんな看護の在り方もアリなんだ!』と思ってもらえたようでとても嬉しいです。もともと地域に関心があった学生はもちろん、臨床一本で考えていた子、助産師や養護教諭として働いていこうとしていた学生も印象に残ったところがあったようです。

ぜひ、今回の講義をきっかけに、『自分が実践したいケア』について考えてみてほしい!そして、何かアクションを起こしてみてくださいね^^

今回このような場をコーディネートしてくださった安齋先生、本当にありがとうございました!ご縁に感謝いたします。

3. 災害看護から捉えたコミュニティナース

宮城大学での授業ぶっコミを無事に終えて、翌日からどんどこ県内の看護学校を周りました!

宮城大学は比較的内陸部に位置していますが、もちろん沿岸部の方も訪問いたしました。そして、東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市や石巻市の看護学校にも。

その際、看護教員の方から、災害看護の視点から捉えた「地域コミュニティ」の重要性について学ばせていただきました。

普段から顔見知りの関係になっておくことで、有事の際にも強みを生かし合って、住民さんの力でやれるところまでやってもらえる
私自身も、今までは専門職で全部できればいいやと思ってたけど、自分も被災しながら救護にあたった経験から、住民さん同士だからできる関わりもあるし、住民の皆さんに助けてもらえたからできたこともたくさんあった

市民と専門職の役割分担を、専門職は普段から意識しておかなければいけないし、これからはそういう人が増えなければいけない。
ちょうど来年度にカリキュラムの組み替えがあり、「地域」に目を向けた内容jにしていくところだったから、コミュニティナースのような内容を組み込もうと考えていたところでした。

私は岐阜県出身で、これまで大きな災害の被害にあったこともなかったので、当事者で、かつ看護の先輩からこのようなお考えを聞けて、ハッとさせられるものがありました。

<人とのつながり>は、その人が「いつの間にか健康になっていた」という状態を作るだけでなく、「いざとなったときも健康でい続ける」という状態を作ることにも寄与します。ここでいう健康は、きっと身体的健康にとどまらず、ウェルビーングな状態のことを指すのでしょう。

実は、2019年3月に宮城県石巻市には訪れたことがあります。
その際に撮った写真がこちら。↓
日和山という山頂から水平線を眺めました。近くにいたおじいさんともお話をすると、堤防が築かれてしまうと釣りをしたり、ぼーっとするお気に入りの場所にいけなくなるらしく、それに対しての悲しみを語っておられました。

そして、2021年10月。同じ場所から同じ景色を眺めてきました。
橋がかかり、堤防が築かれ、建物がつくられる。ハード面がたくさん変わっていく一方で、そこに住まう人々はどう感じているのでしょうか?
コミュニティナースは、そういったソフト面に気付ける大切な人との関わり方だと思います。あのときのおじいさんが、笑顔でいてくれたらいいなあ。

4. 愛しの妹分・おかはる

宮城県ではさとちゃんの他に、どうしても会いたかった人がいました。

それがこちらの写真右、おかはること岡遥ちゃんです。↓

彼女は東北大学の看護3年生。去年から一緒にコミュニティナースの方々にインタビューをしてきて、長らく活動を共にしてきました❤︎

彼女は、安定感が抜群で、やると言ったことはしなやかにやり切っていくところが魅力ポイントです。決して自分を大きく見せようとせず、また自分の中に生じた感情や考えを、色んなことを考えた上で表出してくれます(惚気)

これからも、自分の色を持ちながら、でも周りの人の色も取り入れながら、おかはるの良さを生かして歩んでいってほしいところです^^

学生の頃からコミュニティナースを知った子たちが、これからどんなキャリアを歩んでいくのか、ふさやまは楽しみに見守っております〜!

5. 腹が減っては運転はできぬ

宮城県でのぶっコミ期間、なんとさとちゃんのおうちに滞在させていただきました!
あたたかいお布団、人と犬と暮らす幸せ、そして美味しいご飯の数々…。
現世で極楽浄土にたどり着くことができて、ふさやまはとても幸せでした!!!( ;  ; )

それまで車中泊とかざらにあったし、朝ごはんをちゃんと食べずに暮らしていたので、久しぶりの実家感がもうたまらんかったです。

宮城県で活動される園田さんと小山田さんと!
牛タンも頂いたし、お土産まで持たせていただきました!
亘理の郷土料理である、はらこめしもたんと頂きました!

特にですね、最終日はさとちゃんの旦那さんにアテンドしていただいて、さとちゃんの運営されるNPO法人「虹色たんぽぽ」を見るほか、沿岸部の被災地を案内していただき、さらには美味しい海鮮処にも連れて行っていただきました( ;  ; )( ;  ; )( ;  ; )

ここが本当に美味しくて、海なし県育ちのふさやまに、海鮮たちがこれでもか!というほど押し寄せてきました…幸すぎた…。
こりゃあ運転中お腹が空くこともないでしょう!ってくらい蓄えさせていただいて、宮城県を後にします。

仙台市にも、実家ができた!お母さんお父さんが増えた!
またきっと帰ってくるよ〜!!!

本当にありがとうございました!!!


これにて、宮城県のぶっコミ終了です!!
次なる目的地は、なんと奈良県です!
福島県さんは、もうちょっと待っててね!

長距離ドライブのはじまり、はじまり〜!🚗


もえ


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