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テクノロジーを使って、いかに子どもの学びの伴走者になれるか〜オンライン学習の気づき⑧〜

まとめようと思ったらうまくまとまらないから、まとまらないまま、つらつらと書くスタンスに戻ろうと思う。笑

【学びの個別化、協同化、プロジェクト化の融合】
改めて、オンラインでやっていて、リモートでの学びの保証にはこれしかないなと思ってきている。

リモートでzoomを中心にやっていると、特に個別化が課題になる。
個別化するには、その子の情報をたくさん集める必要があるが、それをいかに集めるか。
リアルなら、学習面はテキストみたりとか、学習中の様子を観察するなどできるし、内面的なことなら表情や行動、視線などから観察して情報を得られるがそういうことが少ない。

だからこそ、本当にその子の学習の質を考えるなら、個別に話す時間が必要だなぁと思っている。

学習面の情報に関しては、boxで共有しているけど、個別に話す時間は今予約制にしていて、予約するかはその人に任せている。

ただ、長期化することを考えたら2週間に1回は雑談でもいいから話すという時間をとるという風にして、少しでもその子についての情報を集めるということをやった方がいいなぁと思えてきた。

今後は、いかに情報を集めるかということを大切にしていきたいなぁと思う。

テクノロジーを使って、いかにその人の学びの伴走者としていられるか。そういう感覚を大切にしたい。

【自由の相互承認の感度を育むってどういうことなんだろう?】

うちの学校でいう「民主的な市民を育む」「自分も人も大切にする」ということ。
この状況で最近改めて考える。

難しいなぁと思うことが結構ある。
例えばzoomでやりとりしている中で、何か人間関係のトラブルがあったとする。
リアルなら、その人に話しかけにいくということができる。
しかし、zoomの場の特性として、常に全体で話す感覚はあるように思う。リアルだと全体で話している場でも、隣にぼそっと話せるが、そもそも隣というものがないし、ぼそっとした声はかき消されてしまったりする。
また、リアルなら同時に複数の会話のやりとりがあっても聞けるが、zoomだと聞きづらく、どちらかが横やりいれちゃった感じになる。

リアルでファシリテーションするとき、室内、室外、部屋のレイアウトなど場の特性を考えて、場づくりしていたように、zoomという場がどのような場の特性を持つのかは改めて整理していきたい。

改めてzoomとはそういう場であることを意識しつつ関わっていく必要があるなぁと思う。
zoomの協同の場で、「自分も人も大切にする」ためにできることとしては、チェックイン、チェックアウトみたいな一人一人が発言する時間を大切なすることだと思う。

そこだけは、素直に思っていることを出せたりするように、安心安全な場を意識して作っていきたいなぁと思う。
そういうところから、共につくる土壌を子どもと一緒につくっていく。

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