米国小売2社から考える個人の懐具合

先日、ウォルマート(WMT)とターゲット(TGT)が決算発表

その後の2社の株価推移は正反対

両者とも夏前に急落していたが、ウォルマートはその下落を埋め合わせているが、ターゲットは低空飛行

個別企業の株価を決める要素はほとんど決算

じゃ、2社の決算の何が大きく違ったか

米国の小売売上高の内訳をみると、生活必需品に対してはお金を使っているが、ゲーム・家電・衣料品に対しては財布の紐がかたくなってる。これが大前提の事実

ウォルマートは生活必需品タイプの売上が5割、ターゲットは2割

これが最も大きな違い

ウォルマートは生活必需品の扱いが多いので売上が落ちなかったし、これから景気後退で消費者の財布の紐がガチガチになってもなんとかなりそう

ターゲットは生活必需品の扱いが少ないので、ゲームとか売れなくなるとヤバい、で、いまから景気後退きたら、財布の紐が縛られたらヤバい

これが株価にあらわれてる

年末商戦で低調な数字が出たら更に加速しそう

クリスマスにティッシュ買う人すくないもんね


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