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絵を売りたい、なハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌市でグラフィックデザインとイラストをメインにしている就労継続支援B型事業所です。

このタイトルでたびたびnote書いているんですけどね、販売イベントに参加したので所感などまとめておきます。

ビルドが参加しているユニットでは、紙雑貨をメインに扱っています。
紙雑貨以外もありますけれど、今回のイベントで主に出た(売れた)のはポチ袋でした。
メインの扱いにしていたから、お客様の目に止まりやすかったというのもあります。
今回のテーマは「レトロ喫茶」でしたので、作画担当にも明確にオーダーを出して描いてもらいました。

実際の展示風景。純喫茶リプサムのロゴ看板とともにポチ袋を並べている
ほかの作家さんも参加している中なので、このうちどれが…というのは内緒です。匿名作家集団。
(常時お客様の出入りがあったので正面から撮れませんでした…)

時期的にポチ袋が出やすかったのかもしれません。
素材系のイラストが得意な方にピンポイントで依頼して描いてもらったので狙いが明確に響いたのだと思います。

素材イラストって、自分の個性を出せないと考えて敬遠する方もいらっしゃるのですけれど、意外と個性出ていますでしょう?そして反応もいいので自己肯定感も上がります。

1枚絵としてはポストカードも売っていたのですが、いつも売れているイラストレーターさんのポストカードが売れていました。喫茶店モチーフにしたパターン柄のポストカードも売れましたけれど、1枚絵は実力(そして絵作りのセンス)が明確に結果に表れます。

ハンドメイド系のイベントでは、ゆるかわ系キャラクターイラストもウケがいいです。

参加する媒体に合わせて方向性をコントロールするのが「絵を売るコツ」なのは、イベントでも変わりません。たとえば同人イベントのような場ではまた全然違った方向性の絵のほうがウケます。

いろんなタッチを持っていると武器になるので、遊んでみてくださいね。仕事でも使えます。(イラストカットのお仕事は需要高いです)

ビルドではこのように、スタッフがディレクションしながらグッズ製作を進めています。作業を通して利用者さんも自分の強みに気づいたり、方向性を決めるきっかけになったり、自主制作に反映させたりできます。
なにかやりたいけどどうしたらいいかわかんないな~という方がいらっしゃったら、ぜひお問い合わせくださいね。


さてさて、中の人こと秋田は来週末デザフェスvol.58に作家として参加してまいります。ビルドとは関係ない業務ではありますが、こちらもビルドの利用者さんに還元していければと思いますのでレポしますね!

いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。