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メモを取る。だけじゃないハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。

突然ですが皆さん、タスク管理どうしていますか?

タスク管理

秋田は忘れん坊ゆえのメモ魔&文具好きなので、いろんなツールを使います。

買い物メモはiPhoneのメモ帳が最強です。チェック入れたら勝手に下にさがってくれます。

レシピサイトをスクショしてそのまま買い物メモにすることもあります。なお、右は暑すぎて冷や汁作ろうと思ったときのスクショです。(5月の札幌なのに夏日!)

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仕事のときはアナログで

スケジュール帳のカレンダー部分にToDoリストを貼りつけ、

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(ミドリカンパニーのまいにちのやること付せんは、ナマケモノがかわいすぎて…。マインドウェイブさんのToDoリストは期日とかが無いので月間予定用)

マーカーを駆使して管理しています。

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KOKUYOのマークタス最強です。極細ペンでタスクを書き込み、完了したらマーキング。見た目がきれいなので、テンションが上がります。

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にさらに、完全終了したときはZEBRAのマイルドライナーでアナログにグレーアウトします。

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とまあ、単純に文具自慢したいだけなので、まずタスク管理の話をしたのですが

実は、今回の秋田がお話したいのはタスク管理ではなくて単純に「メモを取る」行為についてのお話なんです。

メモを取る

就労支援機関では一般就労を目指してビジネスマナーのトレーニングなどを行います。プログラムとして「メモを取る」は定番中の定番です。

なぜか。

・指示を聞くこと
・話を聞きながら書くこと
・文字を書くことそのもの

これらすべて、障害の影響もあって苦手なことが多いからです。

あえて障害の特徴を併記すると

耳から音声のみで聞き取ること(音声情報処理障害や感覚過敏)
聞きながら書く(マルチタスク)
文字を書く(書字障害)

子どもの頃から付き合ってきた苦手なので、自然とメモを取る習慣から遠ざかっていることが多いです。メモ取って?とお願いしただけで拒否、ということもしばしば。

今はほとんど全員がスマホやタブレットを持っているような時代なので

スクショを取ったり、スマホにメモしたりボイスメモを使ったり…いろんな方法で「メモを取る」ことはできるようになりました。

じゃあ、メモを取ったあとは?

メモを見る

練習してメモを取れるようになったとします。でも、実はその先にもう一つの課題があります。

メモを取る習慣が無い人は、メモを見る習慣も無いのです。

メモってそれきり(見ない)。
どこにメモったかわからない。
メモした紙を無くす。
メモしたこと自体忘れている。

そのへんの紙に書きつける、付せんに書いてどっかに無くすetc...

自然、メモったものを見る機会を無くします。

まずはメモ帳やノートなど、書いた紙がバラバラにならないツールが必要ですね。

やむを得ずそのへんの紙に書いてしまったときは、改めてノート(メモ帳)に書き写す作業をして一か所にまとめます。付箋ならノート類に貼り付けるだけなのでらくちんです。整理整頓するときに「ものの住所を決める」と言いますが、情報にも住所が必要なのです。

そして、タスクや必要なものなどなにかを確認すべきときにはそのノート(メモ帳)を見る習慣をつける。

メモを取ることのゴールはここです。


メモったメモをさらにメモる

そろそろメモがゲシュタルト崩壊してモメ始めました。

メモを取るとき、多くの場合は走り書きです。

メモ殴り書き

これは電話を受けたときのメモを模したものですが、自分用に書き直しておくか清書してから半田部長に渡さないと、このままでは見返したときにわからなくなりそうです。

電話メモ

ポイントはこの清書する作業です。

電話メモのように相手のあること、議事録など清書して共有する必要があるものなら改めて別の場所に書き写し整理する機会があると思うのですが、自分用のメモの場合はどうでしょうか。

とりあえず書きなぐってそれきり。どこに書いたかわからないということが起きていませんか?

上司や同僚から「あれの件どうなった?」「共有して」と言われて初めて、メモ帳をひっくり返して探し始めたり、メモを見返して「え~と、これは結局どういう意味だっけ?」と考え込んだり……。自分の頭の中を整理する意味でも清書は大事です。

たとえばビルドでは、チームで取り組んでいるストックイラスト作業でいくつかのスプレッドシートを使用して管理しています。

関係者(スタッフと利用者さん)で打ち合わせて当事者同士全員が確認共有していることだとして

後日改めて確認したいときにそれぞれのメモを確認するのは効率が悪いですし、忘れているかもしれません。秋田のようにスポットで「あれどうなってる?」と言ってくる人間もいます。そんなときに、とりあえずココを見ればすべてがわかる(はず)の場所を用意してあります。

が、忙しいとメモを取ってそれきりになっていることが多発するんですよね。(あるある!)

気持ちの余裕が一番大事ですけども、メモを取ったあとに落ち着いて情報を整理する時間(メモったメモをメモるタイム)があると、自分の頭の中もすっきりさせることができます。

メモを整理していると、OKだと思っていたところに抜け漏れがあることを発見できたり、ミス防止にもなります。

ノートに書いた上でタスクリストにつっこんだり、パソコンのデスクトップに付せんで貼りつけたり、リマインダーに登録したり……と、次の動作に移ることができます。

メモを取る。ということは、メモを取って終わりではなくて活用することまで習慣にしていきたいですね。

文具自慢できて楽しかった!!!

ではでは。


いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。