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なにもかもがレジェンドだった…ハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌市でグラフィックデザインとイラストを中心に作業している就労継続支援B型事業所です。

さてさて、ビルドの事業とは特に関係のない話。
現在札幌では『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展  -大和和紀・山岸凉子 札幌同期二人展-という展示が行われています。
(会期:2024年3月9日~3月24日))

https://www.city.sapporo.jp/kikaku/shomu/popculture/asakiyumemisi-hiidurutokoro.html

現在50代くらいの方が思春期に浴びた世代でしょうかね。
個人的には、はいからさんが通るもテレプシコーラも通っていないのに、なぜか「あさきゆめみし」にドハマりした過去があり、行かなきゃ!という気持ちでした。

撮影OKゾーンに展示されていた山凉子先生のエッセイ漫画なんて「手塚先生との思い出」で
さっぽろ雪まつりに手塚治虫先生がいらしたときに大和和紀さんと二人で突撃したエピソードですから
私の年代からしたら「歴史」です。
お二人がたまに行っていた喫茶店「にしりん」も、今は無き4丁目プラザ(すでに取り壊されたファッションビル)に取り込まれるより前のものだと思われます。

そして、実際に目にする生原稿の数々。カラーイラストの原画たち。
当然、すべてアナログです。スクリーントーン貼って、上からベタで模様をつけている着物。点描はアシスタントさんの手描き。
あさきゆめみしも日出処の天子も美麗な装飾を施した和装ですけれど、とにかく緻密で丁寧な筆致でした。
カラーイラストも、ホワイトが効果的に使われていて(ちょっと立体的!)、見るだけでエネルギーを使うような内容でした。


こちらの展示は、北海道マンガミュージアム構想の一環で企画された展示で、全国巡回はありません。来場者の大半は道外のお客様だそう。
普段なら、北海道から飛行機に乗って東京まで見に行かないといけないような展示を地元で見られるというのはうれしいことですね。
プロの漫画家の原稿や原画を見られる貴重な機会ですので、イラスト描く方は見に行ってみては?
障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名まで無料で入場できます。
(特にまわしものではありません)

いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。