見出し画像

道具は大事...のハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。

弘法(こうぼう)筆(ふで)を択(えら)ばず
弘法大師は筆のよしあしを問題にしない。真に一芸に長じた人は、どんな道具を使ってもりっぱな仕事をするたとえ。

デジタル大辞泉

突然すみません。
よく出てくることわざですよね。

ビルドでは制作するのに様々なツールを使います。
Illustrator、Photoshop、InDesign、Premiere、After Effects、MediBangPaintPro、CLIP STUDIO PAINT、色鉛筆(油性/水彩)、鉛筆、Procreate、Adobe Fresco、Blender、Canva etc…
そして、パソコン、iPad、ペンタブ、紙、スマホ…
書き出してみたらいっぱいありますね。

クリスタに関しては、事業所標準装備のものではないので利用者さんそれぞれ個人で使い慣れたツールを使用したい場合に使用可です。。
調べものをするときも、パソコンで調べるよりスマホで資料を開いて見ながら描くという方も多いです。
基本的には、利用者さんそれぞれのやりやすさに合わせて対応しています。
Adobe系のアプリだけは、たとえばInkscapeやGIMP使いたいと言われてもイラレ・フォトショ推奨しています。仕事で使うときにどうしても必要なので……。

筆を選ばずとはいえ、やはり自分に使いやすいツールを使ったほうがいいです。
クリスタのブラシの豊富さとか、iPadとApple Pencilの直感的に操作できるところとか、何物にも代えがたいと思います。

基本のツールは、イラレ・フォトショ・メディバンペイント、アナログ(鉛筆・油彩色鉛筆)となります。

新規の利用者さんはまず「道具の使い方を覚える」フェーズです。
パソコンそのものに不慣れな場合もあります。
ビルド独自のカリキュラムで、初めてでもなるべく戸惑わずに作業に入れるよう工夫しています。
習得に必要な時間は人それぞれです。ご自身のペースで作業をすることができます。

さて、こんな話をしておいて、秋田はnew gearを自慢したいだけのnoteなんですよ。

先日、こちらを購入しました。

秋田はiPadでメモをしたり図を書いたりすることが多いのですが(たまにこのnoteに登場します)
絵描きじゃないからわざわざペーパーライクフィルムも貼っていないし、もともと下手な字が余計に下手になるなあと悩んでいました。
デフォルトのメモアプリだとけっこういい感じに字が書けるのですが、普段使っているnoteshelfはなんか全然ダメで、人さまにはとてもお見せできない仕上がりなのですよね……。アプリによって処理の仕方が違うのだと思うのですけれど。
そこで登場したのが、エレコムさんの交換ペン先。

届いたので、さっそく使ってみましたところ‥‥

良い!

ちょっとざらざらした質感で、心持ち柔らかいです。
デフォルトのペン先は固いので、ガラス面でちょっと滑るのですが、このペン先だと適度なグリップ感があって、文字のトメハネがしっかり出せます。柔らかい感触なので、筆圧のコントロールもやりやすいんですよね。

さっそく、現在開催中のビルドポストカードコンペの作品制作に活用しております。

iPadの上にAppleペンシルが置かれた写真。画面には活字が縦書きされている様子。
↑ポストカードを作っています。
誰が何と言おうとポストカードです。

道具にこだわらないのもかっこいいですけれど、初心者のうちは自分の使いやすいツールを使えたほうがストレス少ないですよね。
そして、プロフェッショナルになると使う道具にもコダワリが出てくるような気もします笑。
実際の弘法さん、どうだったんでしょうね。


パソコンでのイラスト制作、デザイン、気になるけどやったこと無いし不安だなという方も多いと思いますけれど、ビルドではほとんどの方が初心者からスタートしています。

まずは一歩、踏み出してみましょう!

3種類の金魚が泳いでいるところを上から見たイラスト

今日のイラストは、利用者のサトさん(仮名)に描いていただいた金魚のイラストです。涼しげでいいですね~。
#みんなのフォトギャラリー に登録しますのでご自由にお使いください!

いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。