ビルドの仕事のハナシ

2019年12月17日 11:42

就労継続支援ビルドではグラフィックデザインやイラストを中心の作業にしており、実際のお仕事も動いています。

土曜日は午前中のみなのでデザインセミナーを開催しておりまして、今回はその初回12/14のレポートを兼ねて、ビルドの業務内容を紹介します。

ビルドで受注しているお仕事の概要のご紹介でした。案件は表に出せないのでモザイク加工だらけのスライドショーで失礼。

１．紙ものデザイン

　チラシ、名刺、パンフレット、リーフレット、冊子もの、ラベルデザイン…いろいろあります。レストランコーナーの案内パンフレットや似顔絵名刺、受注した冊子、パッケージデザインなどを実際に見ていただきました。

　冊子の表紙や中のイラストはスタッフや利用者さんが描いてくれたものもあるんですよ。などとお話すると、びっくりなリアクションもいくつか。

　ビルドでは似顔絵名刺も受注するので、そちらも見ていただきました。

　ノベルティグッズ（記念品）を制作している会社とお取り引きがあり、手書きのイラストや写真から機械で印刷するためのAiデータを作成しています。主に必要とされるスキルはトレースです（後述）。

　ときには、似顔絵やイラスト、それらを配置するデザイン的な案件などもあります。

　某有名キャラクターのグッズなんかもデザインしているので、そちらもご紹介しました。

　しゃちょーは長年、グラフィックデザインとゲームディレクターを経験してきており、現在でもちょこちょことゲームの画面デザインのお仕事も請けています。

　ボタンのデザインや操作・メニュー画面などの配置をするのがデザイナーのお仕事なんですよ。などとご説明しました。

　こういった画面を見ると、イラストとデザインを混同される方が多いのですけれども、イラストはあくまでも素材として提供していただいており、それらを使いやすくもしくは見栄え良く配置するのがデザイナーのお仕事です。

　ビルドでは、レイアウトの練習も作業項目の中に入っているので、スキルアップしたら是非とも高度な案件に取り組んでいただきたいですね。

　ロゴデザインも、頻繁にお請けするグラフィックデザインのひとつですね。

　今回ご紹介したロゴは、なんとなく戦隊ヒーロー系なイメージでオーダーがきて制作したものでした。

　ご提案する際には、いくつかのパターンを制作してイメージに近いものを突き詰めていきます。

　デザイナーの引き出しが試される場面です。インプットは大事ですね。

　スキルアップした皆さんには、ディレクターのラフをもとにロゴ制作をしていただいたりすることがあります。

こちら、２のグッズ制作にまつわるスキルなのですが

イラストレーターの練習を終えた後に最初にやっていただくことが多いトレース案件の説明をしました。

具体的には、モニターにしゃちょーのパソコンの画面を映して、実際にロゴのトレースをしている様子を見ていただきました。ちょっとしたコツや、よく使う操作など、実践的なスキルはきっと勉強になったのではないかと思います。

以上、なんだか難しそう…と思われたりするかもしれませんけども、ビルドに通っている方の大半が、それまではAdobeのソフトを触ったことが無いかたばかりです。誰にでも初めてがあるので、その一歩を踏み出すということが大事ですよね。

就労継続支援ビルドは、札幌市にある就労継続支援B型事業所です。心身に障がいのある１８歳以上の方が利用できるサービスですので、興味持っていただければと。

お仕事も絶賛募集中です＾＾

いただいたサポートは利用者さんの工賃に！素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。