Rubyを使ってこんなことできるの!?【前編〜】

みなさんこんばんは!バグプログラミングです!今回は「Rubyを使った驚きのアイディア」についてご紹介します!

プログラミング言語の1つである"Ruby"。日本人のまつもとひろゆき氏によって開発されたスクリプト型の言語です(簡単に言えばめっちゃ読みやすい言語のこと。明確な定義はない。)。自分も某プログラミングスクールに通いながらこのRubyを学習しています。今月で3ヶ月経過しました。

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このRubyですが、主にwebやアプリ開発に使用されていて、身近なものだとクックパッド、Github、などがあります。以前にはtwitterのデータベース開発にも使われていました。シンプルで描きやすく、根強い人気があります・・!実はこのRubyはただのweb, アプリ開発だけではなく以外のことにも利用されていて、それがなんと遺伝子研究にも使用されています!ご存じでしたでしょうか?笑笑 しかし「遺伝子研究」と聞いてもいまいちピンと来ない人もいるかと思います。なのでまずは、「遺伝子研究とは何ぞや?」からについて話していこうと思います。少し話が長くなりそうなので、今回も【前編】、【後編】に分けて書こうと思います。

そもそも「遺伝子研究」とは何でしょうか?一言で言うなら「DNA(生き物の設計図)を弄って新しい生物を生み出そう!」と言う研究のこと!一見するととても聞こえの悪いように聞こえますが、それは大きな間違い。結構私たちの身近に存在するものなんです。代表的なのが「野菜や穀物」。「もし寒さに強いトマトがあったら・・」「もし乾燥に強い稲穂があったら・・」「どんな病気にも耐性があるジャガイモがあれば・・」など、農家さんなら誰しも思うこと。実はこれらはもうすでに実用化されて、流通しています。こうした作物を「遺伝子組み換え作物」と呼びます。

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現在だけでもこんなに存在します!食料の安定した供給に大きく貢献できますね。

ちなみに最近では魚介類などの動物でも遺伝子組み換えに成功しています。主な例に2021年10月のトラフグが上げられます。筋肉の成長を抑えている「ミオスタチン」という遺伝子を操作し、働かなくしたところ、ふぐの身の部分が、通常の1.4倍ほどある肉付きのよいトラフグを作り出すことができたということです。続いて、ふぐの食欲を抑えている遺伝子「レプチン」を操作し、働かなくしたところ、エサを食べる量が増え、骨の成長や体重が増えるスピードがあがって通常の2倍のスピードで成長するようになったということです。

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同じ食事コストで通常の倍の大きさで、しかも半分の飼育期間で出荷できるとのことなので一石二鳥です!

ちなみにだいぶ古い話ですが、1996年には羊のクローンを生み出すことにも成功しています。この羊は「ドリー」と呼ばれていましたが、2003年にはなくなってしましました。

ここまでの話を聞くと遺伝子研究で生まれた生物に抵抗を覚えるヒト、悪用して人間のクローンを作ってしまうのではと懸念するひともいるかと思います。安心してください。遺伝子操作には厳しい法律が制限されており、人の精細胞遺伝子を操作することは禁止されています。また、遺伝子操作実験の際は国に申請書を出さないと認可されない、遺伝子操作した生物、作物の流通や販売にも許可が必要になるなど慎重な分野です。

話がだいぶ脱線しましたが、ここからが本題。「どのよう遺伝子研究にRubyが生かされているのか?」先に結論から申し上げると、「Rubyを使うことで遺伝子の働き、遺伝子のコードの解読、タンパク質の構造が全て理解できる」と言うこと。いまいちピンと来ないかもしれません。その詳しい話も明日に投稿します。ぜひお楽しみください!

ついでにYoutubeの方でも説明して見ました。こちらをご覧ください

https://youtu.be/IyJ6aVu1fRY

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