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しりとり語録#02「うた」

しりとりでお題のリクエストをいただくこの企画。早速10件ほどのリクエストを頂いた。読んで頂ける方がいる事に本当に感謝。今後もインスタグラムのストーリーでリクエスト受け付けて行くので、どしどしとよろしく。

▼菊田参号のインスタグラム
https://instagram.com/bug3go

▼菊田参号はこんな人
http://sangou-kikuta.com

さて、今回もお題は「うた」だ。「うた」と聞くと僕は大好きなバンドや影響を受けたアーティストの事が思い浮かぶ。齢38のおじさんになり、最近の流行のバンドにはすっかり疎くなってしまったが、自分が好きな「うた」を思い返してみる。

海外だとニルヴァーナ、オアシス、スマパン、ノーダウト、なんかが好きだった。

国内だと、なんといってもプロペラ!(プロペラの話しはまた今度)特撮、ディーパーズ、ヘイトハニー、なんかが好きだ。(別枠でザ・茶番)

ハイスタ、ブラフマンはバンド時代にドンピシャ世代だったのもあり良く聞いた。最近は京都というご縁もあり10-FEETもよく聴く。(TAKUMAさんはウチのお店に遊びに来てくれるような優しい先輩)

上記の通り、青春時代にバンドをやっていた事もあり、僕はやはりロックバンドが好きだ。ロックへの目覚めは13歳の時だった。実家に有線がやってきてMTVというアメリカのチャンネルがテレビに映し出されるようになった。それは菊田少年(まだ参号じゃない)にとってもう衝撃的な体験となった。

画面に現れたのは、なんともイカつく、無骨で、反骨の塊のような荒ぶった態度、表情の外国人だった。そのバンドの音楽もさることながら、とにかくその「不良大人」の雰囲気に、「イナズマが身体中を走り抜けたのさ!」だった。凄まじくカッコいいと衝撃を受けたのを今でもよく覚えている。

そのバンドは「METALLICA(メタリカ)」という。ロック好きなら誰もが知るだろうこのバンド。僕の出会いは「LOAD(ロード)」というアルバムの時だった。

▲この裏ジャケ大好き!渋すぎるぜ!

この時期のメタリカは、それまでのバンドの特徴であった、スラッシュメタル(すんごいテンポが速くて攻撃的な音楽)から、重厚でミドルテンポで大人なスタイルに変化を遂げた時期だった。それに対し、往年のファンのバッシングは凄まじく「メタリカは終わった」などと世界中で論争を巻き起こしていた。

そんな事とはつゆ知らず、菊田少年はメタリカに没頭していく。なけなしのお小遣いで地元のジャスコ(現在のイオン)のCDショップでアルバムを買い、雑誌を切り抜いて部屋に貼りまくった。

「俺はいつかメタリカ(みたいなロックスター)になる!」そんな事を考えるようになっていく。(その後儚くも散る音楽活動のお話しはまた今度)

世界中がメタリカバッシングをしている事には少年ながら驚いたが、なんせ僕はそこから聞いていて、そのメタリカに惚れてしまったので、僕にとってのメタリカといえば、今でもLOAD時期に思い入れがある。

聞いた事がない人は「ヘビメタ」の人でしょ?という先入観を捨てて是非メタリカの「うた」を一度聞いてみて欲しい。ヴォーカルのジェイムズが野太い声で歌い上げる様は本当に痺れる。

▼菊田少年の一推し
Until it Sleeps.
https://youtu.be/eRV9uPr4Dz4

そんな訳で、僕はメタリカと出会い、ロックに憧れてたお陰で、今こんなに立派な髭もじゃをやらせて頂いている訳だ。

音楽の道は諦めてしまったので、当然メタリカに近づく事はできなかったが、その後デザイナーとなり、なんとメタリカのオフィシャルグッズをデザインするに至る。

▼菊田参号デザインメタリカグッズ
http://sangou-kikuta.com/article/2016/10004/index.html

夢見たものとは違うものであったとしても。諦めなければ、何かしらの形で届くのだ。頑張ろうぜ!

さて「うた」のお話しはこれでおわり。

次回は「た」から始まるお題。
よろしく!

▼菊田参号のインスタグラム
https://instagram.com/bug3go

髭伸ばします。