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ビジネススキルUPブログ MUP 第27回Live配信まとめ「ビジネスモデル偏」 (3300字)

こんにちは、ばっふぁろーです!!

梅雨も本格的になり、恵の雨の毎日ですね(/・ω・)/
みなさんいかがおすごしでしょうか?

さぁ今回は久しぶりのMUP_LIVEのまとめとなります!


「ビジネスモデル偏」という事で、この講義1回で、アイデアを形に!かつ自分が取るべきビジネス戦略がまるわかりです!!
さっそくですが、本題に入っていきたいとおもいます。

◆ビジネスモデルとは?

ビジネスモデルとは、なんでしょうか?


それは、「経済的自由に簡単になる方法」


ちょっと、ほんとかよ...って感じですよね(;^ω^)

ここで問題です。
みなさんは1万円札をいくらで買いますか?

一万円

当然1万円で買いますよね?


では次の問題です。
「毎月1万円を生み出す機械」があったとしたら、いくらで買いますか?


そうなると、当然これは「1万円」ではなくなります。
ざっとですが、60万円ほどになるでしょう。

「ビジネスモデル」とはここでいう、「毎月お金を生み出す機械」のようなものです。
できることなら、みなさんビジネスモデルを作り上げたいと思うはずです。ではどうすればいいのか? ビジネスモデルを作りあげる上で大切なポイントをまとめていきます。


◆ビジネスモデルの考え方

ビジネスの考え方はとてもシンプルで以下の3つだけです。

・誰に何を
・どのように提供して
・どのように儲けるか

・誰に何を
これは、誰に=「ターゲット」 と 何を=「プロダクト」の話です。
しかし「ターゲット」という言葉は良く聞きますが、これはさほど重要ではありません、なぜなら「プロダクトを買える人」であればターゲットは誰でも良いからです。

この「買える人」の定義として「顧客単価」があります。
つまり、「顧客単価を払える人」ということです。

しかし、現在のビジネスでは、顧客単価を市場価値と同じにしてしまうと、絶対に勝つことはできません。
例えば、
「コーヒーは1杯300円が市場価値だから、自分も1杯300円で出そう」
と考えると、それは必ず失敗します。

ではどのように考えれば良いのか?後ほど詳しく解説していきます。

・どのように提供して
これは提供までの、「プロセス」や「経営資源」のことです。

マクド

マクドナルドであれば、「プロセス」はハンバーガーの作成や接客のマニュアルになり、「経営資源」は従業員・店舗・現金などのヒト・モノ・カネなどのことで、経営にかかわるもの全般のことです。

・どのように設けるか
収益モデルはたくさんあります。顧客から直接お金を貰う仕組みもあれば、広告モデルとして企業からもらうパターンもあります。
ここでは柔軟なフレキシブルな考え方が必要です。


これらを踏まえた上でどうビジネスモデルを考えれば良いのかをやっていきます!


◆固定変動費

まずはコストの話です。
コストには2種類あります。「固定費」と「変動費」です。

固定変動費

「固定費」は売り上げに関わらず一定のコスト、人件費や家賃などです。
「変動費」は売り上げに比例するコスト、食材費などです。

これらをしっかり区別し、グラフ化することが大切です。

グラフ

続いて、PPCを算出していきます。


◆PPC算出

SPC,CPC,PPCがあります。難しくないので安心してください。

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つまり、1杯の500円で原価が50円のコーヒーであれば、

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となります。

PPCを把握したら次のBePの可視化をしていきます。


◆BePの可視化

BePとは、

画像8

の略であり、利益分岐点とよばれます。

例えば、先ほどのカフェの例であれば、
固定費が150万、PPCが450円だとすると、

BePは 150万÷450円 でコーヒーを3333杯売った時です。

「いくら売り上げたらBePか」ではなく、このように具体的に「何杯売ったらBePか」を経営者は把握しておく必要があります。


◆価格&個数調整

売上を上げるためには、

価格、販売個数

しかないです。



え?価格をさげて個数を多くする方法は?



それは、「確実に失敗」します。
なぜなら大手は生産と物流の強力なパイプをもってる故に、低価格で大量生産できるのです。ですから最初からこの土俵は負け戦なので、戦うのは厳しいのです。

例えば、「すしざんまい」

すしざんまい

※すしざんまいHPより

名物の社長がいますが、実はすしざんまいがあのクオリティの寿司を低価格で提供できてるのは何故でしょうか?

それは、

海賊

なんと...すしざんまいは「スリランカの海賊」もっているのです。

スリランカの海賊に、漁船と倉庫を与えることで、強力なパイプを手に入れてるのです。

なのですしざんまいは、あの低価格で高い品質の寿司を提供することができるのです。


◆施策の選定

まず、大手を含めて大きく3つの戦略があります。
それは、

施策の選定

まず、「広い層かつ低価格戦略」
この代表的な企業は「ユニクロ」です。

ユニクロ


そして、つぎに「広い層かつ特化型戦略」
この代表的な企業は「ZARA」です。

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そして、3つ目。
これは個人事業などが取るべき「集中戦略」です。

広い層へのターゲットは、膨大な流通が必要になるため、かなり厳しい。
そのためまずは、狭いターゲット層に特化した集中戦略を取る必要があります。


集中戦略にも2種類あり、それが
・集中低価格戦略
・集中特異性戦略

・集中低価格戦略
これは、ニッチな領域の「専門店」となり、その領域におけるものを大量に仕入れることで、仕入れコストを削減しようという戦略です。

例えば、居酒屋の場合

居酒屋

色んな種類のお酒を取り扱うのではなく、1つのお酒に特化する、例えば「ハイボール」です。特化することによって価格は大きく下がり、低価格かつ安定した利益率で提供することができます。この方法が集中低価格戦略です。


・集中特異性戦略

これは一部の人にハマるような、特異性のあるものを提供するという戦略です。
例えば、服などをブランドはまさにそうです。最近はインスタなどで個人でデザインした奇抜な服を売る人がいますが、その戦略はまさにそれになります。
その他にも、「オーダーメイド」のものは特異性のものになります。このように多店舗にはないもので特化していくことで、生き残る作戦です。

では、この集中戦略をどのようなニーズでやっていけばよいのでしょうか?


◆顧客の比較対象を把握

ここでは、顧客は何を求めているのかを考えます。

例えば、お茶。

お茶

コンビニで買う100円のお茶と、スーパーで買う70円のお茶
スーパーの方が70円と安いのにコンビニで買う人は多いと思います。

なぜでしょうか?

それは、顧客が「速さ、便利さ」という点でコンビニとスーパーを比較し、コンビニを選んでいるからです。


このように、同じ商品を売っていても、実は顧客は別なものを求めているのです。

カフェならどうでしょうか?

画像17

単にコーヒーを望むひともいるかもしれませんが、「電源」「リラックスした空間」「Wi-Fi」「喫煙可」を求めいる顧客もいるでしょう。
ならばそこに集中することで、他店にない強みを手に入れることができます。


◆自社サービスUSPを把握

最後にUSPです。

「あんなたの売り物(自社独自の強み)はなんですか?」

これが言えないとやばいです...!!
「USP」とは、Uniqu Selling Positionの略であり、自社独自の強み=売り物 ということです。

このUSPを見つける作業はとても簡単です。
下のように3つの輪を重ねてください。

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例えば、宅配ピザ。
顧客のニーズには「窯焼き」「特性チーズ」「美味しさ」「宅配の速さ」などがあります、ここで「宅配の速さ」に目をつけたのがドミノピザです。

USPドミノ

競合の強みで無い、かつ顧客のニーズにあったUSPを見つけだし、大成功です。
このようなUSPの考え方で、自社の売り物を選定していくのです。



と、今回はここまで!!

最後にまとめです。
1、固定変動算出
2、PPCの算出
3、BePの可視化
4、価格or個数調整
5、施策の選出
6、顧客の比較対象を把握
7、自社サービスのUSPを把握

ビジネスモデルを作り上げる手順、これを理解し、ぜひアイデアを発想をビジネスモデルに落とし込みましょう!!
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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